チェルノブイリ事故を皮肉った人気風刺テレビ番組
チェルノブイリ原発事故の後、「放射能汚染」を初めて体験したドイツ住民の気持ちはどうだったのか、とよく聞かれます。事故後1ヶ月足らずに放映された、風刺番組の寸劇は、その当時のドイツ社会をうまく皮肉っています。原子力の危険も恐ろしさも具体的につかめず、それでも笑ってしまった“ドイツ落語”「被爆したお爺ちゃん」をご紹介したいと思います。
チェルノブイリ原発事故の後、「放射能汚染」を初めて体験したドイツ住民の気持ちはどうだったのか、とよく聞かれます。事故後1ヶ月足らずに放映された、風刺番組の寸劇は、その当時のドイツ社会をうまく皮肉っています。原子力の危険も恐ろしさも具体的につかめず、それでも笑ってしまった“ドイツ落語”「被爆したお爺ちゃん」をご紹介したいと思います。
この秋の2か月半のイタリア滞在で感じたことを書いてみるシリーズ。第4回の今回は、移民、国際化について。
ドイツのクリスマスの祝日は12月24日、イブの午後から26日までの2日半だが、クリスマス2日目の26日の早朝からドイツのラジオ、テレビは安倍首相の靖国参拝をニュースで盛んに取り上げた。クリスマスでドイツ国内のニュースが少ないこともあって、ほとんどがトップニュースだった。ドイツと日本の時差は8時間、日本の方が早いため、午前中の安倍首相の参拝直後から東京のドイツ人記者たちが伝えたことになる。翌日の新聞の多くもdpa通信などの配信記事をまとめた事実の報道から、署名入りの解説的記事まで、多くは写真入りで掲載された。
9月22日の連邦議会選挙(総選挙)から約3ヶ月後の12月17日、アンゲラ・メルケル首相率いるキリスト教民主同盟・キリスト教社会同盟 (CDU・CSU))と社会民主党(SPD)の大連立連邦政権、第3次メルケル政権が誕生した。ドイツで大きな関心を集め、みどりの1kWhにとっても関心のあるエネルギー問題は、連邦経済省の管轄下になり、連邦経済相には社会民主党のジグマー・ガブリエル 党首が就任した。
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日本の大手メディアには、「ドイツのエネルギー転換は進まない」、「電気代の値上げで電気代を払えなくなる人がいる」などなど、ドイツの脱原発に対する批判的な報道が見受けられる。たしかに、ドイツの新聞でも電気代の高騰についてはよくニュースになっている。しかし、その根底には電気がぜいたく品にならないための議論を喚起しようとする意図がある。決して原発回帰を推進するための報道ではない。 続きを読む»
9月に総選挙が行われ、キリスト教民主同盟•キリスト教社会同盟(CDU•CSU)と社会民主党(SPD)の間の連立交渉が2ヶ月もかかったこともあり、この数ヶ月間エネルギー転換での進展はあまり見られなかった印象があります。そんな中の12月2日、ドイツのカトリック司教会議は、「エネルギー転換のための提言」を発表しました。 続きを読む»