日本共産党の党大会の様子を伝える「フランクフルター・アルゲマイネ」紙
ドイツのメディアの特徴の一つは、立場の違う他の新聞やテレビ・ラジオの主張も紹介することで、各新聞には他の新聞の主張を紹介する紙面があるほか、ドイツ全国で聞くことができるラジオ放送「ドイチュラント・フンク」などは、1日に何回も内外の新聞論調を伝える番組を設けている。私たちのサイトもこうした伝統に従っているが、今回はドイツの代表的な全国新聞フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ、Frankfurter Allgemeine どちらかというと保守的)がこのほど掲載した日本共産党に関する記事をご紹介する。 続きを読む»
ドイツ連邦議会の議員として初めて福島第一原子力発電所を訪れた緑の党の連邦議会議員シルヴィア・コッティング=ウール氏の日本滞在記を、同議員の了解を得て日本語訳したものを2回に分けて掲載する。 続きを読む»
ドイツの電気料金が徐々に高くなる原因だとして、各方面から改正が強く要請されている再生可能エネルギー優先法(略称 :再生可能エネルギー法、EEG)の改正方針が、1月22日にドイツの新政府の閣僚会議で決定された。改正方針の主な内容は、①促進する再生可能電力の新規発電容量を限定する、②電力の固定買取り価格を下げる、③大量発電者には固定買取り価格の代わりに発電者自身が電力を市場で売却することを徐々に義務づけ、それにより送電網への負担を軽減するなど。復活祭(今年は4月20日)までに詳細を決定し、6月に連邦議会を、7月に連邦参議院を通過させ、8月1日施行に導く段取りだという。年末になると予想されていた法改正が4ヶ月も早いスケジュールで実現する見通しになり、ガブリエル新経済・エネルギー相に好感が寄せられている。 続きを読む»
私たちのウェブサイトが、「しんぶん赤旗日曜版」の取材を受けました。1月26日(日)付に掲載されます。「しんぶん赤旗日曜版」をお読みになれる方は、ぜひご覧になってください!
「しんぶん赤旗」日曜版掲載の記事(「しんぶん赤旗」のウェブサイトより)
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新年早々、地域の煙突掃除専門店から書類が届きました。『メリー・ポピンズ』でおなじみの煙突掃除人は幸運をもたらすといい伝えられ、ドイツでは伝統のある専門職です。煙突の管理をして、火事や一酸化炭素中毒の危険を防ぎ、住居を守る煙突掃除人は縁起が良く、そのマスコット人形を4つ葉のクローバーにさして「新年の幸福を望む」という思いでプレゼントする習慣がドイツにはあります。今年は運が良いなと思いながら煙突掃除人のマークのついた郵便を開けました。 続きを読む»
新聞に見入る兵士たち 1938年
Süddeutsche Zeitung Photo/Scherl
クリスマスマーケットで日本でも有名なバイエルン州の街ニュルンベルクには、ナチス時代のニュルンベルクに関する資料を集めた「帝国党大会会場資料センター」がある。そこで、「Zwischen den Zeilen?」(訳すと「行間?」の意)という展覧会が行われている。
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