ロナウドもゴミ製ユニフォームを着る!
11月5日ブンデスリーガ第10節のホッフェンハイム戦で、FCバイエルンの選手たちが、海で集めたゴミをリサイクルしたユニフォームを着てプレーしました。
これは、FCバイエルンのユニフォームのスポンサーであるアディダス社が、クリエイターなどが集まって海洋を破壊から守るためにアイデアを出し合うプラットフォーム『パーレー』(Parley)と共に考え出したキャンペーンの一つです。このユニフォーム1枚につき、インド洋の島国モルディブの沿岸で集めたプラスチックボトルが28本使われています。
このキャンペーンのキャラクターはスペイン人のシャビ・アロンソ選手が務め、「わたしたちの海を守る必要があるという意識を高める素晴らしい機会」と宣伝しました。アロンソ選手はバスク地方、サンセバスチャン近くの海辺の街で育ち、海に対する意識も高いようです。
アディダスはさらに、11月中旬に海のゴミから作ったスニーカーを7000足、2017年には100万足を売り出します。レアル・マドリーも11月26日、ホームスタジアムでの対レアル・スポルティング戦で同様のリサイクル・ユニフォームを着用すると予告しています。
アディダスといえば、サッカー日本代表チームのスポンサーでもあります。日本代表の試合でも一度、ゴミのユニフォームを着てくれたらいいのにと思います。
海に捨てられたゴミが消えるまでにかかる時間
釣り糸 600年
使い捨ておむつ 450年
ペットボトル 450年
アルミ缶 200年
スチロール製コップ 50年
プラスチック袋 10〜20年
タバコの吸いがら 1〜5年
ベニア板 3年
牛乳パック 3ヶ月
りんごの芯 2ヶ月
新聞紙 6週間