明けましておめでとうございます

編集室 / 2020年1月1日

新年明けましておめでとうございます。2020年が世界の平和と環境にとってよりよい年になり、みなさまにも希望と幸せをもたらす年であることを、心からお祈りいたします。執筆者から一言ずつ、新年のご挨拶を申し上げます。

 

このところ、国際的にはあまり大きなニュースのないドイツです。しかし、45年間働いた人はどれだけの年金を受け取るべきか、最低賃金はどのくらいであるべきか、家賃に上限を設けるべきか、高速道路に時速制限を設けるべきかなど、社会や生活を巡って色々な議論が行われています。こうした問題について意見を交わすことは、誰もが安心して生きて行くには何が必要で、私たちはどんな社会を目指しているのかという大切なことにつながると思います。新年は事件や事故など、表面的な事ばかりに気を取られないよう注意し、人間が幸せに生きていくために本当に重要なことに、目を向けていきたいと思います。

池永 記代美

 

私たちは今、時代の変わり目に立たされていると思います。 今までは経済の成長や裕福さの増大が人類にとり大きなテーマでした。ところがここにきて、このままでは地球の温暖化や汚染が進み、地球が住み難くなることが分かってきました。インターネットはとても便利ですが、注意しないと我々を監視する道具になるかもしれません。2020年とは、2020年代の始まる年です。2020年代が人類の将来にとって有意義な10年間(decade)になることを願っています。

ツェルディック 野尻 紘子

 

2020年は、交響曲第9番を作曲したベートーベンの生誕250年にあたります。憎しみや差別の横行する現在は、「歓喜の歌」の中に盛り込まれた人類の理想とは程遠い世界ですが、新しい年には、なるべく人間として希望の持てる明るいニュースを探して、お伝えしていきたいと考えています。また、新しい年は、フェイクニュースを追放する年にしたいと願っています。

永井 潤子

 

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