「人力エネルギー」 - 東西どこでも考えは同じ
みどりの1kWhをご覧下さっている一読者の方から以下のコメントをいただきました。我々のサイトを見て下さってありがとうございます・・・とまずお礼申し上げて、その方のコメントをここに紹介させていただきます。
「靴底が生み出す電気 さざえ / 2011年9月4日」さんのコメントを読んで、先月、被災地に時に高速道路のパーキングの、ショップ入り口の自動ドアを思い出しました。当然のことですが、ドアの前の所を脚で踏んで入るわけです。その、「踏んだ=体重」で(電気エネルギーではなく)素朴な動力エネルギーを伝えることによって、ドアが開くのですよ。ちょうど電動ドアのように。閉まるのはバネ。微妙な調節なのでしょうね。
写真がありますので、添付します。必要でしたら皆さんのHPに載せてくださっても結構。日本の零細な企業の発明で、結構売れていると聞きます。
私ども魔女たちも、その後、足踏みで起こす電力の例をテレビやウエブサイトで目にするようになりました。
例えば、フランスのトゥルーズでは、歩道を歩く人々の一歩一歩の振動が街灯の電力を補っているとか。その電力は一歩につきたった6ワットだそうですが、たくさんの通行人の一万歩となると、かなりの電力になります。
ところかわり、オランダのロッテルダムで、2008年にディスコで踊る人々の振動を電力に取り込むアイディアを実行に移し、大成功しているという話がドイツのテレビで紹介されました。ディスコで若者がエネルギーをムダに発散させ、照明などの莫大な電力を消費しています。そのうちの少なくとも三分の一を自分たちの踊りで作る出せれば・・・これが“クラブ・ワット”のアイディアです。この“クラブ・ワット”のコンセプトは、ヨーロッパだけではなく、香港にまで広がっているそうです。
クラブ・ワット面白いですね!
私は前に冬に、ベルリンのClaerechens Balhaus(ベルリンの有名なディスコですよね。
ディスコっていうか、ダンスホール?)に行き、踊りまくる男女を見ながら、
「このエネルギーで、ベルリンの根雪を溶かせないものか…」と思ったことが
あります。
ほんとに実現させたクラブがあるとは!