ドイツからの連帯の印
日本大使館は、ベルリン・ミッテ区の巨大な公園、ティアガルテンに隣接する一等地にある。3月11日、この大使館前で行われたデモについては私たちのサイトでも報告された。その日、ティアガルテンの一画に、福島の農民への連帯を現す印として桜の木が植えられる予定であった。しかし、この植樹計画にはベルリン当局の許可が下りなかったという。
日本大使館は、ベルリン・ミッテ区の巨大な公園、ティアガルテンに隣接する一等地にある。3月11日、この大使館前で行われたデモについては私たちのサイトでも報告された。その日、ティアガルテンの一画に、福島の農民への連帯を現す印として桜の木が植えられる予定であった。しかし、この植樹計画にはベルリン当局の許可が下りなかったという。
5月23日にドイツの大衆紙ビルト(Bild)が伝えたところによると、シェールガス採掘に必要なフラッキング技術の使用条件を定める法案を通そうとしているドイツ連邦政府に対し、ドイツ•ビール醸造業者連盟(Deutscher Brauer Bund e.V.)が懸念を表わす文書を送ったそうです。 続きを読む»
シェーナウの町議会が、これまで町への電力供給の権利を独占してきたラインフェルデン電力供給会社(KWR)の金銭的に有利な申し出を受け入れ、KWRとの再契約を前倒しで結ぶことを決定したのは1991年7月8日のことだった。市民運動側は今後20年間もKWRの独占体制が続くことに猛反発し、ただちにこの決定に異議を唱え、「町議会の決定を無効にするための住民投票を行うよう」要求した。彼らはすでに「自分たちで電力会社をつくり、KWRから電力網を買い取る」準備を始めていたが、この住民投票は、民主的な手続きに従って目標を実現するための長い、困難な闘いの始まりに過ぎなかった。
ドイツが再生可能エネルギーを推進するにあたって、大きな原動力となっているのが、地域レベルの取り組みだ。昨年の秋にドイツ中部のカッセルで開催された「100%再生可能エネルギー地域」会議に参加したのでその内容を踏まえ、ドイツの再生可能エネルギー自立地域の取り組みの状況をレポートする。 続きを読む»
最近、電車の席を予約しようとドイチェ•バーン(ドイツ鉄道)の窓口へ行きました。そしてすぐに目に入ったのは、切符を売る女性が、いつもの赤ではなく、爽やかな黄緑色のネクタイをしていることでした。「それ、変わったんですね」と言う私に、「キャンペーン中だけよ」とその女性が指を差したのはみどり色の「お試しバーンカード25」の広告でした。
晴天の日曜日、毎年恒例のロンドンマラソンが開催されました。市内を走る選手を応援する歓声で街は一層賑やかでした。赤いバス、黒いタクシー、ロンドン市を占める色は赤と黒です。「緑の話題」は稀で、今回、この大都市を訪れて緑の影は非常に薄いと感じました。