ベルリン国際映画祭がとりあげたシェールガス、核惨事

映画祭直前の国際記者会見でベルリン映画祭の最高責任者、ディーター・コスリック氏が特に現時点での重要なテーマを扱っている映画として、ハリウッドの人気俳優マット・デイモン主演の「プロミスト・ランド(約束の地)」をあげた。 続きを読む»

ドイツは外国の原子力電気を必要としない      

フライブルクに本拠を置くエコ研究所(Öko-Institut)は1月31日、「ドイツ脱原発の、近隣諸国との電力交換にもたらす影響」という研究の結果を発表しました。簡単にまとめると、2011年3月にドイツで原発8基が停止された後、外国からの電力輸入量は増えておらず、「ドイツの脱原発は隣国から原子力発電による電力を輸入しているから可能である」という主張も間違っているというものです。 続きを読む»

第63回ベルリン国際映画祭

記者会見での映画祭最高責任者ディーター・コスリック氏(撮影 東 敬生)

2月7日から17日まで11日間にわたって開かれた第63回ベルリン映画祭には今年も合計400本以上の映画が参加、約30万枚のチケットが売れるという盛況ぶりだった。約20ある部門のうち最も注目を集めるコンペティション部門には、24作品が参加、そのうちの19作品が金熊賞を争った。

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津波被害者を描いた映画「先祖になる」、ドイツ在住者はどう見たか?

映画祭で喝采を浴びた池谷薫監督

今年のベルリン映画祭のフォーラム部門に招待された日本映画「先祖になる」(池谷薫監督)を見た。これは、東日本大震災の被災地で生きる77歳の男性の被災後の生活を追ったドキュメンタリーである。ベルリン映画祭で好評を得たこの映画について、上映後の監督と観客の質疑応答の様子や一緒に見た人の感想を交えながら、紹介したい。

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