環境への影響が分かるドイツの電気料金明細書
ドイツの電気料金明細書には、電力会社の使用している電源の内訳や、1kWhあたりの発電時のCO2排出量、そして放射性廃棄物の発生量が示されている。これは、エネルギー経済法(EnWG: Energiewirtschaftsgesetz)という法令によって、電力会社が消費者にこれらの情報を示すことを義務付けられているためだ。 続きを読む»
ドイツの電気料金明細書には、電力会社の使用している電源の内訳や、1kWhあたりの発電時のCO2排出量、そして放射性廃棄物の発生量が示されている。これは、エネルギー経済法(EnWG: Energiewirtschaftsgesetz)という法令によって、電力会社が消費者にこれらの情報を示すことを義務付けられているためだ。 続きを読む»
現在、ドイツ南部のミュンヘンで開かれている世界最大のビールの祭典「オクトーバーフェスト」。181回目を迎えた今年は、9月20日~10月5日までの会期中に、国内外から約600万人以上の来場者数が見込まれています。そんなオクトーバーフェストですが、1997年にはドイツ連邦政府から、環境に配慮した大規模なイベントに贈る賞を授与されています。今回は、オクトーバーフェストを「環境保護」という観点から見てみましょう。 続きを読む»
3月8日、土曜日快晴。福島第一原発事故から3年を目前に控え、ドイツの首都ベルリンで“かざぐるま”をモチーフにした反原発デモが行われた。日独の市民団体が中心となって企画したこのデモには、昨年の5倍ほどの約1,000人が参加(主催者発表)。ベルリンのシンボルであるブランデンブルク門前から日本大使館までの約2.5kmの道のりを、デモ隊が手作りの風車をかかげて行進し、日本の脱原発と自然エネルギーへの早期転換を訴えた。
本日2月6日(木)から16日(日)まで開かれるベルリン国際映画祭ファンの方々のために、日本の出品映画26作品をまとめた。そのうち東日本大震災をテーマにした作品は3つある。 続きを読む»
人口48,897人をかかえるドイツ北部のリューヒョウ・ダンネンベルグ郡は、域内に位置するゴアレーベンが長年にわたり放射性廃棄物最終処理場の候補地であったため、原発反対運動の中心地として有名だ。それに比べると、この地域の再生可能エネルギー由来の電力消費量が域内電力需要量を上回るほどの成果を挙げていることはあまり知られていない。 続きを読む»
なぜドイツは脱原発を選んだのだろうか?どんな歴史的経緯を経てドイツが脱原発を決定したのだろうか?まさにそのような疑問に真正面から答えを出してくれる本『なぜドイツは脱原発を選んだのか』(合同出版)が、この夏日本で出版された。読書の秋を目前にした今、この本を手に取ってみてはいかがだろうか。 続きを読む»