ビニールハウスの海
ベルリンの果樹園と呼ばれているヴェルダー地域産のイチゴを青空市場で買いました。ダンボール小箱に詰まれた、採りたてのイチゴは甘くて、旬を味あうことができました。寒いベルリンでも、春早々、イチゴが店に並び、これらの大半は南スペインのアルメリア(Almería)地方のビニールハウスで栽培されたものです。一時はイチゴに残った多量の殺虫剤が問題となりましたが、今は「ビオ・コントロール」のおかげで“安心”して食べられるそうです。 続きを読む»
ベルリンの果樹園と呼ばれているヴェルダー地域産のイチゴを青空市場で買いました。ダンボール小箱に詰まれた、採りたてのイチゴは甘くて、旬を味あうことができました。寒いベルリンでも、春早々、イチゴが店に並び、これらの大半は南スペインのアルメリア(Almería)地方のビニールハウスで栽培されたものです。一時はイチゴに残った多量の殺虫剤が問題となりましたが、今は「ビオ・コントロール」のおかげで“安心”して食べられるそうです。 続きを読む»
褐炭を燃やす火力発電の増加が主な理由で2013年に二酸化炭素の排出量が増えたドイツで、2014年の第1四半期に火力発電が大幅に減少した。これに対し再生可能電力がドイツの電力需要総量に占める割合は全体の27%に上昇した。ドイツ全国エネルギー・水利経済連盟(BDEW、Bundesverband der Energie- und Wasserwirtschaft)の発表による。 続きを読む»
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環境ジャーナリストであるアレクサンダー・ノイロイター氏の『フクシマ360°(Fukushima 360°)』という本が最近ドイツで出版された。「2011年3月11日に核分裂した被害者たちの人生」という副題がついている。核戦争防止国際医師会議ドイツ支部の協力を得て出版された本を開くと、「今もまだ生みだされ続けるチェルノブイリと福島の犠牲者」という肥田舜太郎氏の言葉が目に飛び込んでくる。 続きを読む»「みどりの1kwh」のゴミ担当者へと、先日ロンドンにいる娘から「酷い」というコメントといっしょに、ある動画へのリンクが送られてきました。「プラスチック・プラネット、その1」でご紹介した写真家クリス・ジョーダン(Chris Jordan)が撮影した「還流(太平洋ゴミベルト)からのメッセージ」という約4分の動画でした。私たちが無意識に捨てているプラスチックの一部は海に流れ、自然への汚染は取り返しがつきません。 続きを読む»
安倍首相のヨーロッパ訪問よりも1カ月ほど前に、ドイツ連邦議会に設置された環境・自然保護・建設・原子炉安全委員会 (Ausschuß für Umwelt, Naturschutz, Bau und Reaktorensicherheit)が開いた公聴会で、ロシア自然科学アカデミーのウラジミール・クズネツォフ教授と菅直人元首相がそれぞれチェルノブイリと福島における原子力発電所の事故について語り、連邦議会議員の質問に答えた。 続きを読む»
「大飯原発再稼働認めず」「福井地裁判決、原発より人命」、5月22日の日本の各新聞の一面は福井地方裁判所が関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた判決に関する記事で埋まっているが、ドイツのマスメディアも早速この判決を報じた。