核廃棄物の入ったドラム缶から放射能もれ

脱原発をする理由の一つに、「核のゴミを安全に処理するという、子孫に対する責任を果たせない」ということがあると思います。シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州にある、現在廃炉作業中のブルンスビュッテル原発で、核廃棄物の入った10個のドラム缶が腐食しているのが新たに見つかり、しかも中身が漏れ出していることを、8月20日ドイツメディア各社が伝えました。

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多くの人の心に響いたベルリンでの「日本軍『慰安婦』メモリアルデー」

8月14日が「日本軍『慰安婦』メモリアルデー」と決められていることをみなさんはご存知だろうか。韓国人女性、キム・ハクスン(金学順)さんが長年の沈黙を破って初めて「元慰安婦である」と名乗りをあげ、さまざまな証言を行ったのは、今から23年前の1991年8月14日のことだった。それ以来各地の元「慰安婦」の女性たちが名乗り出るようになり、「慰安婦」問題が国際的に注目されるようになった。2012年、キム・ハクスンさんの勇気を讃えて8月14日が「日本軍『慰安婦』メモリアルデー」と国際的に決められ、以来各地で犠牲者を追悼する式典や「慰安婦」問題を考える集会が開かれるようになった。ベルリンでは今年も、このメモリアルデーを中心にさまざまな催しが行なわれたが、特に元「慰安婦」のイ・オクソン(李玉善)さんの証言が人々に衝撃を与えた。 続きを読む»

「風車に蓄電」は「鬼に金棒」

windpark 1日本ではエネルギー政策面においてドイツの現状に関心が強いと聞いています。中には両国を比較して、コンクールの審査員のように評価点を出すオモシロイ人もいるそうですが、こちらではエネルギー政策とは、いつまでにどの目的に達するかが重要であり、競争ではなく共通の目的を実現するための共同事業と考えています。今回ご紹介したいのは日米独、3カ国の技術を利用した無風状態が続く場合の蓄電システムです。 続きを読む»

ドイツで二酸化炭素排出量が減少!

ドイツではこの冬が特に暖かかったことが主な理由で、今年上半期にエネルギーの消費量が前年同期比で8%も減った。自然エネルギーは増加したが、全ての化石燃料で消費が 減少しているので、二酸化炭素の排出量も大幅に減った。各種機関から発表される種々統計数値などを分析評価するエネルギーバランス研究会(AG Energiebilanzen)の発表による。同研究会は「既にこの8月の時点で、今年1年間のドイツの二酸化炭素排出量は前年以下になる」と予測している。これで、過去2年間続いたドイツの二酸化炭素排出量の増加は中断されることになる。 続きを読む»

エネルギー転換と共に生きるテレビ

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久しぶりに友人を訪ねようとベルリン、モアビート地区の静かな住宅街を歩いていると……以前はたしか子供用品店だった店舗の中に、映画館のような椅子が並べられていた。思い切って中に入り、奥から出てきたお兄さんに「何のお店ですか?」と聞くと、「エネルギー転換を救うための啓発活動をしています」と言う。なんと、ここから「エネルギー転換と共に生きるテレビ」なるテレビ番組がインターネットで毎週生放送されているのだ。

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EEG法改正もなんのその - ドイツの電気はますますみどりに!

「再生可能エネルギー優先法(EEG)の改正をめぐる駆け引きはエコ電気には何の悪影響も与えなかった。それどころか、2014年上半期には我が国の電力需要の28,5%が再生可能エネルギーによって賄われている。これは昨年の同時点と比べて、ほぼ4%上回っている」と、ベルリンの日刊紙「デア・タゲスシュピーゲル」は伝えた。 続きを読む»