「エネルギー転換に向けての対話」ー 日本はなぜ不参加?
この3月、昨年に続き第2回「ベルリン、エネルギー転換に向けての対話」がドイツ外務省で開催された。ドイツ政府の招待を受けて集まったのは、74ヵ国から出席した1000人以上の政府代表やエネルギーの専門家、経済関係者やジャーナリストたちだった。研究や実績の発表、意見の交換が文字通り活発に行われた。 続きを読む»
この3月、昨年に続き第2回「ベルリン、エネルギー転換に向けての対話」がドイツ外務省で開催された。ドイツ政府の招待を受けて集まったのは、74ヵ国から出席した1000人以上の政府代表やエネルギーの専門家、経済関係者やジャーナリストたちだった。研究や実績の発表、意見の交換が文字通り活発に行われた。 続きを読む»
以前、ベルリン市と電力会社ヴァッテンファル社との間に交わされている配電網の営業権の契約満了に際して、「ベルリン市民エネルギー」という市民グループが営業権獲得に動き出したことを書いた。その後、ヴァッテンファル社との営業権契約解約についての報道が途切れていたが、最近、新たな動きが出てきているようだ。
30年前のチェルノブイリ原発事故をきっかけに南西ドイツの小さな町、シェーナウで反原発の市民運動を起こし、自然エネルギーによる電力会社EWS(シェーナウ電力)を作り上げた人として知られるウルズラ・スラデックさんが、福島原発事故5周年にあたり、日本人に向けてのメッセージを発表した。 続きを読む»
3月22日に起きたブリュッセル国際空港と地下鉄のテロ事件に関して、副次的に伝えられた「ベルギー国内の二つの原発で、作業員を退避させ、必要最小限の人員だけで運転を行っている」というニュースに、はっとしました。
ナディーネ・シューベルトさんはごく平凡なドイツ人女性です。仕事を持ち、夫と子ども2人の4人家族で南ドイツのある小さな町で暮らしています。彼女が子どものことを考えて、真剣に石油製品なしの生活を始めようと決心したのは、数年ほど前に見たドキュメンタリーがきっかけでした。 続きを読む»
ドイツ人の女性映画監督ドリス・デリエ監督が福島で撮った映画『フクシマ・モナムール』(原題『Grüße aus Fukushima』)。今年のベルリン映画祭で大きな話題を呼んだこの映画の音楽を担当したのは、日本での滞在経験があり、日本をモチーフにした作品もある音楽家ウルリケ・ハーゲさんだ。個人的な友人でもあるウルリケさんに、映画、福島、日本、政治と芸術といったテーマについて尋ねた。