難民問題の新たな局面
昨年は110万人に達したドイツに来る難民の数が、劇的に減っている。理由は、ギリシャから地続きのバルカン半島のマケドニアやクロアチア、スロヴェニアを通ってオーストリアに来ていた難民のルートが封鎖されたからだ。3月には欧州連合(EU)・トルコ間に協定が結ばれ、トルコからギリシャに不法到着した難民はトルコに送り返されることになった。 続きを読む»
昨年は110万人に達したドイツに来る難民の数が、劇的に減っている。理由は、ギリシャから地続きのバルカン半島のマケドニアやクロアチア、スロヴェニアを通ってオーストリアに来ていた難民のルートが封鎖されたからだ。3月には欧州連合(EU)・トルコ間に協定が結ばれ、トルコからギリシャに不法到着した難民はトルコに送り返されることになった。 続きを読む»
30年前の4月26日、チェルノブイリ原子力発電所の4号炉が爆発した。世界各国でもこの日を記念して多くの報道がなされただろう。ドイツでも多くのメディアが特集を組んだ。 続きを読む»
ドイツ連邦環境・自然保護・建設・原子炉安全省は、チェルノブイリ事故30周年に当たって、ドイツ及び世界の原子力事情について検証する小冊子をまとめた。南ドイツ新聞に折り込まれていたこの小冊子のタイトルは「みんなで脱原発を!」というもので、「チェルノブイリから30年、これからまだ何をなすべきか」というサブタイトルも付けられている。この小冊子をもとにドイツ原発事情の今と今後の課題を2回にわたってご紹介する。 続きを読む»
ミュンヘンで発行されている全国新聞、南ドイツ新聞は、このほど「国際調査報道ジャーナリスト連合」(ICIJ)とともにタックスヘイブン(租税回避地)の秘密ファイル、いわゆるパナマ文書を入手して公表、脱税を狙う世界中の富裕層を震撼させた。その南ドイツ新聞が先ごろ一面トップに掲載した「みどりの資本家たち」という見出しの記事も、少なからず注目された。 続きを読む»
エネルギー転換の進展が追い風になり、「made in Germany」のみどりのエネルギー技術が外国で引っ張りだこになっているようです。南ドイツ新聞の折り込み冊子「LUX360°」が特集しました。
4月から日本では電力が自由化された。もし、福島原子力発電所の事故がなければ、自由化の実現がもっと遅れ、世間一般の注目もそれほど浴びなかったのではないだろうか。ましてや、ドイツのメディアが取り上げることはなかっただろう。