ドイツの電気はますますみどりに

「みどりの1kWh」という私たちのサイトにぴったりのニュースが一年の最後に飛び込んできた。ベルリンの日刊新聞ターゲスシュピーゲル(Der Tagesspiegel)の12月17日付の新聞に、「電気はますますみどりに」という大きな見出しが躍っている。オンライン版シュピーゲル(Spiegel Online)は、「再生可能エネルギーが原子力と石炭を抜く」というやや散文的な見出しである。このニュースについては、日本でもNHK、毎日新聞などで報道されたようである。

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野田首相の”事故収束宣言”はドイツでどう伝えられたか

ドイツメディアで”Fukushima“という文字を見ることのない日々がしばらく続き、原発事故から8ヶ月、このテーマは早くも忘れられつつあるという印象さえ持った。そんな中12月16日、「福島第1原発の原子炉が冷温状態に達し、発電所事故は収束に向かっている」という野田首相の発言。ドイツ各紙はこれをどう伝えたのかをおさらいしてみます。

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ドイツ映画「第4の革命 – エネルギー・デモクラシー」の日本での上映

日本から嬉しいニュースが届いた。私たちがこのサイト「みどりの1kWh」を立ち上げるきっかけとなったドイツのドキュメンタリー映画が、12月17日東京渋谷のヒューマントラストシネマ渋谷で全国に先駆けて一般公開されることになったというニュースだ。私たちの仲間の一人はこのドキュメンタリー映画「第4の革命」(原題はDie 4. Revolution – Energy Autonomy 第4の革命、エネルギーの自立)の日本紹介を目指して努力したが、力及ばなかったという経緯があるため、私たちは日本公開が実現することを自分のことのように喜んだ。この映画について私たちはすでに1度紹介しているが、公開を前にもう1度詳しく紹介することにする。

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「アトモスフェア」のフェアはフェアプレーのフェア

休暇や仕事でどうしても飛行機を使わなければならないのですが、大量に発生する温室効果ガスがどうも気になります。この悪影響を和らげる方法がないかと思っている旅行者のために「アトモスフェア」という公益団体ができました。

 

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問題をはらむ送電網

「原子力が戻って来る?」 ツァイト紙(Die Zeit) 2011年11月17日

”霜が降り、嵐のような風がふき、凍えるドイツ。電車は遅れ、飛行機はキャンセルになり、道路は混乱している。2017年、クリスマス前の木曜日。人々は料理をし、クッキーを焼く。テレビが付けられ、一日中明かりが付けられている。工場のポンプ、モーター、ベルトコンベアーが動き、労働者たちはクリスマス休暇前の最後の仕事をこなしている…”

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脱原発、ドイツの歩み3)

「30年戦争の終わり」、歴史的な連邦議会の決定

 

「脱原発は、原子力利用をめぐる30年にわたる激しい議論の末の成果であり、これからの世代にまたがる大規模で重要な国家的プロジェクトである」と熱を込めて語るのは、レトゲン連邦環境相、2011年6月30日、ドイツ連邦議会でのことだ。この日の連邦議会ではメルケル政権が6月6日の閣議で決めた脱原発の政策と関連法案の審議が行なわれたのだが、環境相は政府を代表して脱原発の具体的な行程表について説明するうちに徐々にエスカレート。「ドイツほど自然エネルギー促進に野心的だった工業国はない」と鼻高々で述べ、「脱原発を実現することのできる国があるとすれば、それはドイツ」とさらに調子が高くなっていった。

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