ドイツの二酸化炭素排出量削減、高い目標値を再確認
ドイツ政府が、二酸化炭素の排出量を2020年までに1990年比で40%削減することを再確認した。2007年に決めたこの目標値の達成は危ぶまれていたが、このほど種々の方策を閣議決定、環境保護リーダー国としての位置を守る意向だ。個別では火力発電が最大の削減量を担う。
ドイツ政府が、二酸化炭素の排出量を2020年までに1990年比で40%削減することを再確認した。2007年に決めたこの目標値の達成は危ぶまれていたが、このほど種々の方策を閣議決定、環境保護リーダー国としての位置を守る意向だ。個別では火力発電が最大の削減量を担う。
今回の日本の衆議院選挙結果についてドイツ語圏のメディアは、12月15日、それぞれかなり大きく報道した。「奇異な選挙の勝利者」、「選択肢のない選挙」、「日本のパラドックス」といった見出しが並ぶが、選挙結果だけではなく、日本の政治や社会の現状を批判的に取り上げるものが目立った。
毎年クリスマスが近づくと、ドイツでは多くの人がクリスマスイヴが雪で真っ白くおおわれることを楽しみにしています。毎晩、ドイツ公共第1テレビのニュース番組の終わりに、お天気キャスターによる天気予報の詳しい説明があります。番組の司会者は、このごろ毎日のように今年のホワイトクリスマスの確率を聞いています。何度聞かれても答えは同じ。今年のクリスマスはグリーンのようです。
ドイツ電力4大手中の最大手エーオン(E.ON)が、このほど画期的な発表をして人々を驚かせた。大型発電所で発電される多量の電力が市場を席巻していた時代は終わりを告げ、これからは、あちこちで発電される(比較的少量の)電力を無駄なく利用して電力需要を賄うようにしていく時代が来るという前提にたった、大決断をしたからだ。
アドベント(イエス・キリストの降誕を待ち望むクリスマス前の約4週間、待降節)と呼ばれるクリスマスまでのこの時期、ドイツの街は、クリスマスイルミネーションで輝き、クリスマスマーケットが賑わいます。1年で一番暗いこの季節に街が華やぐのは良いのですが、やはり気になります……これっていったい、どのくらい電力がかかっているのでしょう?
電力を一般家庭などに販売するドイツの電力販売会社の多数が、来年1月からの電気料金を下げると発表した。このところ上昇しか知らなかった一般家庭用電気料金が下がるのは、14年ぶり。自然エネルギーの大幅な発電量の増加で、電力取引市場での電力取引価格が低下していることと、再生可能電力を促進するために消費者が電力料金に上乗せして支払う賦課金が、ごく僅かではあるが来年下がることが理由だ。