どんどん緑になるEUの電力
欧州連合の域内では2020年、再生可能エネルギーによる発電量が初めて石炭や天然ガスなどの化石燃料による発電量を抜き、電源構成の中でトップを占めたことがわかった。調査を行ったのはエネルギー転換に関するシンクタンクであるイギリスのエムバーとドイツのアゴラで、その結果が1月25日、ベルリンで発表された。
欧州連合の域内では2020年、再生可能エネルギーによる発電量が初めて石炭や天然ガスなどの化石燃料による発電量を抜き、電源構成の中でトップを占めたことがわかった。調査を行ったのはエネルギー転換に関するシンクタンクであるイギリスのエムバーとドイツのアゴラで、その結果が1月25日、ベルリンで発表された。
ドイツの与党で、保守中道のキリスト教民主同盟(CDU)は、1月16日、デジタル党大会で、ドイツ西部ノルトライン・ヴェストファーレン州首相のアルミン・ラシェット氏を新党首に選出した。昨年2月に辞任を表明していたアネグレート・クランプ=カレンバウアー党首の後任には、同州出身の3人の男性が立候補して、それぞれ党内で選挙戦を展開していたため、その結果が注目されていた。 続きを読む»
ドイツのメルケル首相と16州の州首相は1月19日、再びコロナ対策会議を開き、1月31日まで有効とされていた現行の各種制限措置を2月14日まで延長し、さらに一部強化することを決めた。本来、次回会議は1月25日に開くことになっていたが、それを約1週間前倒しにした背景には、新規感染者数が思うように減らないことや、英国で広まっているウイルスの変異種がドイツでも発見されていること、予防接種が上手く進んでいないことなどがある。
「1番目は101歳の女性!」。 クリスマス二日目の祝日である12月26日、 ドイツで初めてのコロナ•ワクチンが101歳の女性に投与されたというニュースが大々的に流れた。 コロナ禍で苦しんだ2020年だったが、ドイツでもワクチンの接種が始まったというこのニュースのおかげで、もうじきコロナが克服できるのではないかという希望とともに、新しい年を迎えることができた。
ドイツではクリスマスには連邦大統領が、新年の挨拶は連邦首相が行うのが恒例になっている。メルケル首相は去年の大晦日の夜も、テレビとラジオを通じて、市民に新年の挨拶を送った。16年近く首相の地位にあるメルケル首相にとって、今年の新年の挨拶は16回目になるが、多分これが最後になるはずである。 続きを読む»
新年おめでとうございます。2021年は人類がパンデミックを克服し、世界の平和と環境にとってより良い年になりますよう、心から願っています。みなさまにも新しい年が健康で希望に満ちた年になりますよう、お祈りいたします。執筆者から一言ずつ、新年のご挨拶を申し上げます。