福島第一原発事故10年、ドイツの新聞論調
ドイツのテレビは、3月初めから福島第一原発事故の特集番組を組んで、当時の衝撃的な映像を流し、今に続くその影響を紹介し、新聞もさまざまな特集記事を掲載した。最大規模の原発事故から10周年の3月11日朝9時には、スヴェンニャ・シュルツェ連邦環境・自然保護・原子力安全相が記者会見して、ドイツ政府の見解を明らかにし、その様子は公共テレビで放映された。ドイツのほとんどの新聞は3月11日 の紙面で、原子力エネルギーの利用について解説を載せている。 続きを読む»
ドイツのテレビは、3月初めから福島第一原発事故の特集番組を組んで、当時の衝撃的な映像を流し、今に続くその影響を紹介し、新聞もさまざまな特集記事を掲載した。最大規模の原発事故から10周年の3月11日朝9時には、スヴェンニャ・シュルツェ連邦環境・自然保護・原子力安全相が記者会見して、ドイツ政府の見解を明らかにし、その様子は公共テレビで放映された。ドイツのほとんどの新聞は3月11日 の紙面で、原子力エネルギーの利用について解説を載せている。 続きを読む»
新鮮な空気に触れるのが好きなドイツの人たちは、どんなに寒くても 散歩に出かける。ベルリンに限って言えば、市の真ん中に森のように木がうっそうと茂るティアガルテンという大きな公園があるだけでなく、市内のあちこちに公園や緑地が点在しているので、散歩をする場所には事欠かない。しかし散歩好きのベルリンっ子に最も愛されているのは、郊外に広がる森だ。ところがベルリンだけでなくドイツ全国の森が、今、危機的な状況になっているという。
ベルリン州では、2019年から3月8日の国際女性デーが、祝日となった。ドイツ16州のうち、国際女性デーが祝日となっているのは、ベルリン州だけである。3回目の今年はベルリン中で「男女平等」に関するさまざまな催しが行われるが、コロナ禍のためオンラインのものが多い。その代表的なものがドイツ歴史博物館で行われる「Herstory」のオンラインガイドだ。 続きを読む»
今年2021年は、ユダヤ人が現在のドイツ地域に住んでいたことが明らかになってから1700年になるという記念の年で、ユダヤ人の生活や文化を紹介するさまざまな催し物が、ドイツ全国で展開されることになっている。 続きを読む»
ドイツの現行コロナ制限措置は、日本の緊急事態宣言よりずっと厳しく、学校や幼稚園、商店やレストラン、映画館や劇場などの閉鎖が義務づけられていて、通常ロックダウンと呼ばれる。このロックダウンに含まれる美容院と理髪店が、2月10日のコロナ対策会議で、3月1日から開店を許されることに決まって、国中がホッとして喜んでいる。
ナチス・ドイツ最大のアウシュヴィッツ強制収容所がソ連の赤軍によって解放されたのは、今から76年前の1945年1月27日のことだった。そのため1月27日は、ドイツでは、「ナチの犠牲者を追悼する日」と決められており、毎年連邦議会で記念行事が行われる。今年は、88歳と33歳の二人のユダヤ人女性が感動的なスピーチを行った。 続きを読む»