連邦議会で行われたナチ犠牲者のための追悼式典

ドイツの大統領と三権の長、そして来賓の2人が席について式典が始まった。

しんと静まりかえったドイツ連邦議会の本会議場にテノールの歌声が響き渡った。ピアノとクラリネットが伴奏する哀愁を帯びた旋律のその曲は、ゲットーのどこかにいるはずの恋人を、探して連れてきて欲しいと、もうすぐ訪れる春に懇願するユダヤ人の男の思いを歌ったものだ。1月27日に行われた、連邦議会主催の「ナチ犠牲者のための追悼式典」でのことだった。

続きを読む»