減らないゴミはどこへ?
「みどりの1kwh」のゴミ担当者へと、先日ロンドンにいる娘から「酷い」というコメントといっしょに、ある動画へのリンクが送られてきました。「プラスチック・プラネット、その1」でご紹介した写真家クリス・ジョーダン(Chris Jordan)が撮影した「還流(太平洋ゴミベルト)からのメッセージ」という約4分の動画でした。私たちが無意識に捨てているプラスチックの一部は海に流れ、自然への汚染は取り返しがつきません。 続きを読む»
「みどりの1kwh」のゴミ担当者へと、先日ロンドンにいる娘から「酷い」というコメントといっしょに、ある動画へのリンクが送られてきました。「プラスチック・プラネット、その1」でご紹介した写真家クリス・ジョーダン(Chris Jordan)が撮影した「還流(太平洋ゴミベルト)からのメッセージ」という約4分の動画でした。私たちが無意識に捨てているプラスチックの一部は海に流れ、自然への汚染は取り返しがつきません。 続きを読む»
「大飯原発再稼働認めず」「福井地裁判決、原発より人命」、5月22日の日本の各新聞の一面は福井地方裁判所が関西電力大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた判決に関する記事で埋まっているが、ドイツのマスメディアも早速この判決を報じた。
北海の女王と呼ばれているズュルト島を訪れたとき、海岸で見た奇妙な泡。今月初めに掲載された南ドイツ新聞の記事「地球が窒息する」を読み、泡の発生の原因を知りました。 続きを読む»
ベルリンの日刊紙「デア・ターゲスシュピーゲル」は日曜版に長いインタビュー記事を掲載する。様々な分野の人が登場し、インタビュアーも突っ込んだ質問をするので、なかなか読みごたえがある。3月31日は女性経済学者クラウディア・ケンフェルト教授のインタビュー。現在45歳の同教授は、35歳の若さでベルリン・フンボルト大学の経済学教授になり、同時にドイツ経済学研究所 (DIW、Deutsches Institut für Wirtschaftsforschung) のエネルギー・交通・環境部門の部長も兼務している。「ドイツは自分たちのエネルギー転換に誇りを持て」という彼女の主張をまとめてみる。
東日本大震災から3年が経とうとする2014年3月6日(木)に、ドイツのテレビ局WDRで、ロンドン在住の日本人ディレクター三宅響子さんが福島の親族を追ったドキュメンタリー『Meine Tante aus Fukushima(福島の叔母さん)』が放映された。福島県浪江町に暮らし、原発誘致派だった叔母さん。原発で豊かになった町で商売を成功させていたのに、原発事故で家も仕事場も放棄して避難を余儀なくされる。叔母さんは今、何を思うのか? 叔母さんの心の軌跡を丁寧に追ったドキュメンタリーだった。 続きを読む»
私の朝はラジオ放送で始まります。このごろはウクライナの状況がトップニュースですが、福島原発事故3周年を迎えた3月、ベルリンの朝は「立ち上がった南相馬市」という春の便りで始まりました。