ベルリンの野菜ゲリラ

ベルリン、クロイツベルグ地区、プリンツェン通りにだれにでも楽しめる約1800坪(6000平米)の野菜畑があります。その名はプリンツェシネン· ガーデン。「ベルリンは無職者のメッカだ、しかしまた創造力を持つ者のメッカとも言える。職がない者は見つけ出す、まだ実在しない職業を作りだす。」そのような見出しで紹介されたのは二人の青年、ロバート·ショウさんとマルコ·クラウセンさんです。戦後60年間ずっと放っておかれた都心の空き地。2009年の夏から、そこは緑のオアシスとして生まれ変わりました。ただの菜園ではなく、だれにでも気軽に来られるコミュニケーションの場を作りたいと考えた彼等はこのアーバン·ファーミングを始めました。

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コーラビにこっています - 漬物談議 -

ザウアークラウト(ドイツのキャベツの酢漬け)、キムチといった漬物は保存食としても健康食としても世界で高く評価されています。これらの漬物の傍らで、 ささやかな存在感を持って頑張っているヌカヅケを忘れてはならないと思います。短期間で新鮮な野菜を自分の好みに味付けできる即席漬けです。糠を使わず、 プレーンヨーグルトを糠床代わりにしている人もいます。いずれにせよ、漬物類は洋の東西を問わず、エネルギー使用ゼロの省エネ精神に貫かれた食品です。

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首都ベルリンのロビイストたち

ベルリンに統一ドイツの政府と議会が移転してから12年。この街で、さまざまな利益団体を代表し、連邦政府とその政策に影響を与えるべく活動をしているロビイストたちの数は5000人と言われています。世界のどこでもそうだと思いますが、このロビイストたちが実際にどんな活動をしているかは、普通ドイツでもなかなか見えてきません。

このロビイストたちの動きを調査、監視し、市民に情報公開することにより、ドイツ政治の透明化と、より良い民主主義を目指す団体があります。その名はロビー・コントロール(Lobby Control)

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一挙三得?「おむつ発電所」

世界でただ一つの「おむつ発電所」が、ドイツにある。その名も「おむつヴィリー」(Windel-Willi) というこの発電所は、南ドイツのボーデン湖に近い小さな町、人口1万3000のメッケンボイレン(Meckenbeuren)で、5年前に誕生した。高さ11メートルの特別仕様の火力発電所、ヴィリー君は、現在、年間3800トンの使用済み紙おむつを燃やして1240キロワットのエネルギーを生み出している。「このエネルギーで毎日8トンの洗濯をするクリーニング工場に熱湯を提供し、社員食堂で毎日3000食をつくり、8つの温室(延べ面積、9万6000㎡)の暖房をするなど、生み出されたエネルギーは100%利用されています」こう話すのは「おむつヴィリー」の生みの親、技師のマルコ・ナウエルツさんだ。ヴィリーは年間4200トンのおむつを燃やす能力があり、今年中には、フル稼働する見通しだという。

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静岡からのお土産 その2

「お茶のセシウム制限値は500Bq/kgですが、このお茶の場合は下回ります。でも他に飲む物があるならばこのお茶は飲まないほうがいいでしょう」と告げられ、電話が切れました。ベクレルとかセシウムと聞くと何か不安を感じます。私達は経験を重ねて危険を見分けるようになります。例えば子供がアイロンを熱いと感じるのがそうです。見えない、臭わない、味もしないセシウムの害は観念的で漠然としていて、そうはいきません。チェルノブイリ原発事故以来、常に耳にする単位ベクレルですが、具体的に何を表すのか、体にどのような害があるのでしょうか。それを説明できるのは友人のFだと思い、環境都市として有名なフライブルグへ彼を訪ねたのはプラムケーキの美味しい季節でした。Fは物理学者で、放射線科医としてフライブルグ大学病院に勤めて、放射線による癌治療をしています。

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靴底が生み出す電気

ホモサピエンスが二本足で歩きだし、道具を使うようになってから、人類の技術の進歩はとどまるところを知らなくなっています。技術の進歩によって、人類が原点に戻り、健康な体を使ってエネルギーを自発できる時代が到来しそうです。

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