我が家の屋根、 エネルギー供給源に変わる

ご存じと思いますが、太陽から地球への距離は約一億5千万キロメートルです。わずか1平方メートルの地表面積が、100 ワットの電球 6000個 分と同じ明るさ だと言われています。

私たちはこの巨大なエネルギーを、毎日どこでも受け取ることができます。この太陽熱を利用しようと、10年程前、我が家の屋根に 太陽熱を収集する装置を設置しました。

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脱原発、ドイツの歩み 1)

福島第1原発の複数炉の事故に世界でもっとも敏感に反応したのは、ドイツの市民とマスメディアと政府だったと言えよう。物理学の博士号を持つメルケル首相は悲惨な事故を目にして原発の安全性について矢継早の対策をとった後、脱原発の方針を固めた。段階的に原発を廃止して2022年までにすべての原発から撤退するという保守・リベラル連立政権の方針を、連邦議会が賛成多数で承認したのは福島原発の事故からわずか3ヶ月あまりというスピードぶりだった。ドイツの脱原発の決定は、長年にわたる反原発の市民運動、緑の党や社会民主党を中心とする脱原発の政治的運動抜きには考えることができない。そのプロセスについて日本のマスメディアであまり詳しく報道されなかったということなので、数回にわたってお伝えすることにする。

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危機に立たされる電力会社

この記事は、オリジナル記事の発行者であるジュートドイチェ・ツァィトゥングとの合意により、削除いたしました。ご了解ください。

静岡からのお土産

「もっと何かほしい物ない?」とベルリンにやってくる妹のメール。5月、静岡、すぐに思いついたのが新茶でした。
知人をよんで日本料理をご馳走し、新茶をいただこうと思った矢先、新茶についてのフランスの新聞記事を読んだかと尋ねられました。福島の原発事故後、放射能汚染は日本だけの問題ではないと感じました。お腹に赤ちゃんがいる知人をみて、このお茶を飲んでいいのか不安になり、市営の費消者保護センターに問い合わせてみました。日本からのグリンティーとなると警鐘がなったのでしょうか、すぐに線量測定所の連絡先を送ってくれました。少し大げさじゃない、日本ではみんなが買って飲んでいるのに、と思いながら電話をしてみました。

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2050年の独電力需要、100%再生可能電力で供給可能

ドイツが今年6月、脱原発を決定した。そして世界は、ドイツがはたして脱原発に成功するかどうかを、見守っている。

「ドイツは2050年までに国内の電力需要を完全に再生可能エネルギーでカバーできる」とする研究結果を発表したのは、ドイツ連邦環境庁 (Umweltbundesamt) のヨッヘン・フラスバート (Jochen Flasbarth) 長官。既に1年前の2010年7月のことだ。その直前に、ドイツ環境問題専門家委員会 (Sachverständigenrat für Umweltfragen) と再生可能エネルギー研究連合 (Forschungsverbund Erneuerbarer Energien) もそのことが技術的に可能だという判断を下している。

環境庁は、2050年のドイツの電力需用量を506テラワット時と見ている。それに対し、2050年にドイツ国内で供給可能となる電力は、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマス発電などの潜在能力を十分に活用した場合687テラワット時と予測している。従って、この発電値が達成できれは、原子力発電は無くて良い。電力の輸入も必要としない。

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エネルギーシフトとブンデスリーガ

シグナル・イドュナ・パーク南側スタンド

最近、ブンデスリーガの昨季の王者ボロシア・ドルトムントが、太陽光発電を専門とするQ-Cells社とスポンサー契約を結んだことを発表しました。Q-Cells社というのは、ドイツのザクセン・アンハルト州の”ソーラー・ヴァレー”と呼ばれる地域で1999年に創立された会社で、太陽光発電に関わるあらゆる製品を開発生産し、発電所規模の大型プロジェクトも行っています。

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