難民たちによる“サッカー・ワールドカップ”

 

Gute Hoffnung_Mannschaften

”サッカー・ワールドカップ”の選手たち © あきこ

押し寄せる難民への対応に関して、ドイツ国内ではメルケル首相率いるキリスト教民主同盟の姉妹政党であるバイエルン・キリスト教社会同盟から、首相への批判がちらほらと聞こえてきている。9月13日にはデメジエール連邦内務大臣が国境での検問を行うことを表明した。難民をめぐって政治は日々変化している中、ベルリンでは9月13日、難民たちによる“サッカー・ワールドカップ”が行われた。 続きを読む»

増え続けるコーヒー容器に挑む - ベルリンの環境保護団体

 

Becherheld_DUH

“カップのヒーローになろう” © DUH

ベルリンにある環境保護のための非政府組織(NGO)「ドイツ環境支援 (DUH、Deutsche Umwelthilfe)」が、コーヒーショップで用いられる使い捨て容器に反対するキャンペーンを始めたというニュースを読み、早速、「ドイツ環境支援」の担当者を訪問した。 続きを読む»

EUを揺さぶる大きな問題、ドイツに来る難民80万人

ヨーロッパが今、極めて深刻な問題に直面している。シリアなどの内戦地域からの難民やアフリカなどの独裁国からの亡命者、より良い生活を求めてバルカン半島などから脱出して来る人たちが、 欧州連合(EU)に押し寄せて来ているからだ。その数は膨大で、しかも彼らが望む目的地は西ヨーロッパ。中でもドイツに来たいという人たちは最も多く、ドイツ連邦内務省は、約80万人が今年中にドイツに到着するだろうと見込んでいる。 続きを読む»

戦後70周年のドイツのデモ

????? 8・14アクション−1

Photo:Taichiro Kajimura

ベルリンでは、元日本軍「従軍慰安婦」メモリアルデーである8月14日、ブランデンブルク門前で「慰安婦問題の解決を求める」静かなスタンディングデモが行われた。このデモは同時に「アベ政治を許さない」デモともなった。翌8月15日の終戦記念日にデュッセルドルフで行われた同趣旨のデモとともに、先に作家の澤地久枝さんの提唱で行われた日本での「アベ政治を許さない」一斉行動に連携したのだ。

続きを読む»

ドイツでも猛暑、原発に影響

ドイツでも猛暑が続いている。7月5日と8月7日には南ドイツのバイエルン州、フランケン地方のキッツィンゲンという小さな町で、1881年にドイツで気象観測が始まって以来最高の摂氏40.3度が2度も記録された。北ドイツのニーダーザクセン州でも暑い日が続き、7月初めにはシュテファン・ヴェンツェル同州環境相が、猛暑のために同州にあるグローンデ原発を 停止させる寸前だったと週刊誌の「シュテルン」 は伝えている。

続きを読む»

ユダヤ人のオリンピックがベルリンで開催

マカビゲームズを特集する ユーディッシェ・アルゲマイネ新聞

マカビゲームズを特集する
ユーディッシェ・アルゲマイネ新聞

第二次世界大戦終結70年の今年、ベルリンでは様々な記念行事が行われています。7月28日から8月5日までは、オリンピアスタジアムを会場に、ユダヤ人のオリンピック「ヨーロピアン・マカビゲームズ」が開催されました。この大会がドイツで行われたのは初めてのことで、かなりの注目を浴びていました。

続きを読む»