ドイツのゴミ回収システムはゴミ箱に入れるべき?
日本では「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」とに分けていますが、ドイツでは、「リサイクルできるゴミ」と「リサイクルできないゴミ」とに分けます。EU諸国の中ではドイツ人は「ゴミ分けマイスター」。市民にとって、ゴミを分けて集めることは環境保護のひとつ。しかし、このゴミ分別システムは「複雑、無意味そして不経済」ではないかと、ドイツのメディアでは批判の声が高まっています。 続きを読む»
日本では「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」とに分けていますが、ドイツでは、「リサイクルできるゴミ」と「リサイクルできないゴミ」とに分けます。EU諸国の中ではドイツ人は「ゴミ分けマイスター」。市民にとって、ゴミを分けて集めることは環境保護のひとつ。しかし、このゴミ分別システムは「複雑、無意味そして不経済」ではないかと、ドイツのメディアでは批判の声が高まっています。 続きを読む»
北海の女王と呼ばれているズュルト島を訪れたとき、海岸で見た奇妙な泡。今月初めに掲載された南ドイツ新聞の記事「地球が窒息する」を読み、泡の発生の原因を知りました。 続きを読む»
1965年から村の紋章に「高圧電気」のマークを付け加えたヴァンダンツ。人口およそ3000人のこの村はオーストリアのフォアアールベルグ州南部、海抜2000m以上の山々に囲まれたモンタフォン流域にあります。川沿いに建つ無数の鉄塔には蜘蛛の糸のごとく高圧線がかかっています。スキー客で賑わうヴァンダンツの持続可能な雇用は観光業ではなく、実は発電だということを知りました。 続きを読む»
私の朝はラジオ放送で始まります。このごろはウクライナの状況がトップニュースですが、福島原発事故3周年を迎えた3月、ベルリンの朝は「立ち上がった南相馬市」という春の便りで始まりました。
投売り品で定期的に消費者の関心を引く割引スーパー。「値下げしました! たまご10個で99セント!(体感価格99円)」この広告につられ、店で他の食料品も買ってもらうのが狙いです。競合スーパーも負けずに値を下げていきます。市場メカニズムがうまく機能して、消費者は都合の良い値段で食料品を購入できます。消費者は本当に得したのでしょうか。「安いたまごの高価な犠牲」1) という新聞の見出しに興味を引かれました。
新年早々、地域の煙突掃除専門店から書類が届きました。『メリー・ポピンズ』でおなじみの煙突掃除人は幸運をもたらすといい伝えられ、ドイツでは伝統のある専門職です。煙突の管理をして、火事や一酸化炭素中毒の危険を防ぎ、住居を守る煙突掃除人は縁起が良く、そのマスコット人形を4つ葉のクローバーにさして「新年の幸福を望む」という思いでプレゼントする習慣がドイツにはあります。今年は運が良いなと思いながら煙突掃除人のマークのついた郵便を開けました。 続きを読む»