Author Archives: やま

風車の森、アメリカ旅行 1

ベルリンの壁の脇で涼むニューヨークの市民

地球温暖化が進んでいるのでしょうか。世界中で史上最高の猛暑が記録されています。地球温暖化の主因は温室効果ガスです。温室効果ガス排出を削減するために、飛行機での長距離旅行をやめたという社会学者、ヴェルツ教授の深刻な顔が思い浮かびました。「アメリカを見ずしては世界が見えない」という知人からの言葉を良い口実として、今回、米国行き長距離旅行に踏み切りました。 続きを読む»

ドイツ人のエコ意識

grün環境保護先進国と呼ばれるドイツ。緑の多いドイツ。この国に住む国民だれでもが“みどりを守る仙人”なのでしょうか?「とんでもない!」と答えたのはオリバー・シュテンゲル(Oliver Stengel)氏。彼はヴッパータール気候・環境・エネルギー研究所で持続可能な生産と消費について研究をしています。「環境保護について知識があり意識も高いが、実行に移すとなるとまだ十分ではないのでは」と始まるシュテンゲル氏の文章がドイツ連邦政治教育センターのウェブサイトに紹介されていました。

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ドイツ式 みんなが得する エコ活動

01 Energiearmut a“エネルギー貧困”はイギリスから来た言葉で、電気・暖房料金が手取り収入の10%以上を占める状態を表します。最近の政府の発表によると“エネルギー貧困”と呼ばれる家庭がすでにドイツ全国の14%を占めているそうです。電力及びエネルギー値上げの原因は様々です。使用量を減らせば料金が値上げしても月々の負担は変わりません。そこを狙ったのがドイツ式 省エネ活動です。

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緑の影の薄いロンドン

marathon晴天の日曜日、毎年恒例のロンドンマラソンが開催されました。市内を走る選手を応援する歓声で街は一層賑やかでした。赤いバス、黒いタクシー、ロンドン市を占める色は赤と黒です。「緑の話題」は稀で、今回、この大都市を訪れて緑の影は非常に薄いと感じました。

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ドイツ人が諦められない「消費」 ランキングTOP20

 「罪」だとわかっていても、諦められない「消費」がある番組で紹介されました。これは、ドライ・ザット(3Sat 、ドイツ・オーストリア・スイス共同テレビ局)が行ったアンケート調査の結果です。約1時間にわたる番組では司会者ステフェンさんの他、8人のゲストが取り上げられた20の「消費」がなぜ「罪」なのかを考え、話し合っていきます。 続きを読む»

金銭に頼らない ラファエルの世界

ラファエルさんは、私の娘たちの通っていたシュタイナースクールのクラスメートのお兄さんです。「金は未来の重荷」だと自覚して、3年ほど前から貨幣なしの生活をおくっています。彼に対するマスメディアの関心は高く、長さ30分の番組のリンクが娘から送られてきました。「未来への道? ある若い家族のお金なしの生活」というドイツ第一テレビの制作したドキュメンタリーでした。

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