ベルリンの日刊紙「デア・ターゲスシュピーゲル」は日曜版に長いインタビュー記事を掲載する。様々な分野の人が登場し、インタビュアーも突っ込んだ質問をするので、なかなか読みごたえがある。3月31日は女性経済学者クラウディア・ケンフェルト教授のインタビュー。現在45歳の同教授は、35歳の若さでベルリン・フンボルト大学の経済学教授になり、同時にドイツ経済学研究所 (DIW、Deutsches Institut für Wirtschaftsforschung) のエネルギー・交通・環境部門の部長も兼務している。「ドイツは自分たちのエネルギー転換に誇りを持て」という彼女の主張をまとめてみる。
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2月半ば、新著のプレゼンテーションへの招待メールが送られてきた。読んでみると、このサイトでも紹介した『Japan レポート3.11』の著者ユディット・ブランドナーさんからのもので、彼女の最新作“Zuhause in Fukushima”をウィーン市内の各所で発表するという案内だった。『我が家は福島に』とでも訳せるだろうか。ウィーンまでは行けないが、早速ネットで注文。2週間後の3月上旬に出版されたばかりの本が届いた。ワクワクしながら読み始めた。 続きを読む»
東日本大震災、福島の原子力発電所の事故から3年目。3月11日が近づくとドイツの新聞、テレビ、オンラインなどのメディアで福島の状況に関する報道増える。福島は「起きてしまったこと」ではなく、「現在も起きていること」としてメディアが注目しているのだ。事故後3年を迎えて、ドイツにいる私たちにとって衝撃的な報道がいくつかあった。 続きを読む»
インタビューに応じるコッティング=ウール議員
去年12月、福島事故後4度目の訪日を果たした緑の党の連邦議会議員コッティング=ウールさんは、1月13日、新政権が誕生した後の最初の議会が始まる前に、私たちのインタビューに応じた。議員会館内にある議員の事務所の壁一面に、日本から持ち帰った「ようこそコッティング=ウール議員」と日本語で書かれた横断幕がかかっている。多忙なスケジュールにもかかわらず、同議員は私たちの質問に丁寧に答えてくれた。
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ドイツ連邦議会の議員として初めて福島第一原子力発電所を訪れた緑の党の連邦議会議員シルヴィア・コッティング=ウール氏の日本滞在記を、同議員の了解を得て日本語訳したものを前回に続き掲載する。
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ドイツ連邦議会の議員として初めて福島第一原子力発電所を訪れた緑の党の連邦議会議員シルヴィア・コッティング=ウール氏の日本滞在記を、同議員の了解を得て日本語訳したものを2回に分けて掲載する。 続きを読む»