恥の歴史を記憶に留める - 「国民哀悼の日」に考えさせられたこと
ドイツでは夏時間が終わる10月下旬になると、急に冬の足音が聞こえてくる。11月に入ると、日の暮が早くなり、お天気もどんよりとした曇りの日が多い。この月は死者に思いを馳せるときで、毎年のことながらベルリンの日刊紙「ターゲスシュピーゲル」では、死んだときにどうするか、墓地の特集などを組んでいる。そして11月第3週の日曜日は「国民哀悼の日(Volkstrauertag)」となっている。 続きを読む»
ドイツでは夏時間が終わる10月下旬になると、急に冬の足音が聞こえてくる。11月に入ると、日の暮が早くなり、お天気もどんよりとした曇りの日が多い。この月は死者に思いを馳せるときで、毎年のことながらベルリンの日刊紙「ターゲスシュピーゲル」では、死んだときにどうするか、墓地の特集などを組んでいる。そして11月第3週の日曜日は「国民哀悼の日(Volkstrauertag)」となっている。 続きを読む»
ARVE Error: id and provider shortcodes attributes are mandatory for old shortcodes. It is recommended to switch to new shortcodes that need only url
2014年11月9日はベルリンの壁崩壊25周年で、10月に入ってからはテレビも新聞も25年前の高揚を再現する報道が目立っていた。それでもドイツではドイツ公共第一テレビ (ARD) 、オーストリアでは公共第一ラジオ放送(Oe1)が、それぞれ現在の日本の原発をめぐる番組を放送した。ARDもOE1も日本でいえばNHKと同じ公共放送である。テレビやラジオだけではなく、新聞紙上でも収束作業の進展しない福島原発の状況を伝える報道が後を絶たない。 続きを読む»今年は東京とベルリンが友好都市の締結をして20周年に当たり、ここベルリンでも様々な記念事業が行われている。10月29日、ベルリン日独センターにおいて、舛添東京都知事とヴォーヴェライト ベルリン州首相兼市長が列席して、「スマートシティ創出につながる都市開発」と題するシンポジウムが行われた。シンポジウムの開始に当たり、ヴォーヴェライト市長、舛添知事がそれぞれ基調講演を行った。 続きを読む»
2014年第3四半期終了時点でも再生可能エネルギーが褐炭を押さえて、ドイツで最も重要な電力源となった。上半期でも再生可能エネルギーが電力源のトップに立ったことはすでにお伝えしたが、この勢いは今後も止まりそうにない。
ドイツでは州ごとに夏休みの期間が決まっている。最後に夏休みを取るバイエルン州の休暇が終わって、やや季節外れの感があるが、ドイツにおける休暇と再生可能エネルギーについての調査結果が発表された。エネルギー転換を推進するには再生可能エネルギーによる電力生産が大きな役割を果たすが、巨大な風車や太陽光パネルが並ぶメガソーラーは、美しい風景の魅力を奪うのではないかと心配されている。 続きを読む»
昨年12月に日本を訪れたドイツ連邦議会緑の党所属コッティング=ウール議員が、この夏も日本を訪問した。最近、そのときの報告書ができたので送るという連絡を受けた。7月10日から18日にかけて行われた今回の日本訪問の報告書は、前回のものに比べると簡潔である。今回の報告書にも、ドイツにいるとなかなか入手できない日本の現状についての情報が満載されている。 続きを読む»