EEG法改正もなんのその - ドイツの電気はますますみどりに!
「再生可能エネルギー優先法(EEG)の改正をめぐる駆け引きはエコ電気には何の悪影響も与えなかった。それどころか、2014年上半期には我が国の電力需要の28,5%が再生可能エネルギーによって賄われている。これは昨年の同時点と比べて、ほぼ4%上回っている」と、ベルリンの日刊紙「デア・タゲスシュピーゲル」は伝えた。 続きを読む»
「再生可能エネルギー優先法(EEG)の改正をめぐる駆け引きはエコ電気には何の悪影響も与えなかった。それどころか、2014年上半期には我が国の電力需要の28,5%が再生可能エネルギーによって賄われている。これは昨年の同時点と比べて、ほぼ4%上回っている」と、ベルリンの日刊紙「デア・タゲスシュピーゲル」は伝えた。 続きを読む»
サッカーワールドカップ大会でドイツ・ナショナルチームが勝ち進み、ドイツ国内はワールドカップ一色に染まった感がした6月27日、シェーナウから嬉しいニュースが届いた。シェーナウと言えば、ドイツでは再生可能エネルギーによる電力生産の町として知られているが、実はナショナルチームの監督ヨギ・レーヴの出身地でもあり、ドイツが優勝したときは、シェーナウでも多くの人たちが優勝を祝うシーンがテレビで伝えられた。このシェーナウからの嬉しいニュースとは、反原発の市民運動から生まれた同市のエコ電力会社が、今年の「電力革命児」賞は日本に送ることを発表したというニュースである。
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環境ジャーナリストであるアレクサンダー・ノイロイター氏の『フクシマ360°(Fukushima 360°)』という本が最近ドイツで出版された。「2011年3月11日に核分裂した被害者たちの人生」という副題がついている。核戦争防止国際医師会議ドイツ支部の協力を得て出版された本を開くと、「今もまだ生みだされ続けるチェルノブイリと福島の犠牲者」という肥田舜太郎氏の言葉が目に飛び込んでくる。 続きを読む»安倍首相のヨーロッパ訪問よりも1カ月ほど前に、ドイツ連邦議会に設置された環境・自然保護・建設・原子炉安全委員会 (Ausschuß für Umwelt, Naturschutz, Bau und Reaktorensicherheit)が開いた公聴会で、ロシア自然科学アカデミーのウラジミール・クズネツォフ教授と菅直人元首相がそれぞれチェルノブイリと福島における原子力発電所の事故について語り、連邦議会議員の質問に答えた。 続きを読む»
「なべてのつぼみ、花とひらく いと麗しき五月の頃」(片山敏彦訳)とハイネの詩に謳われた5月。しかし今年は、天候不順でドイツ人には不人気の4月が5月に取って代わったようにつぼみが花開き、木々は緑になってしまった。ベルリンの街では、どこからも緑の息吹が聞こえてきそうだ。美しい5月を控えて、演劇の話題をお届けしよう。国際演劇祭はベルリンで、「世界の演劇」祭はマンハイムで開かれ、美しいドイツの5月は演劇ファンの垂涎の的となる。 続きを読む»