放射性廃棄物の危険を未来の人へどう伝える?
夜8時のテレビニュースの後、「犯行現場(Tatort)」が始まります。40年以上、毎週日曜日に放映されるこの人気番組が終わると、討論番組が続きます。放映時間とタイミングが良いのか、堅い番組にしては視聴率が高く、時事問題が取り上げられます。原発震災1年を目前に控えた今回のテーマは原子エネルギーでした。 続きを読む»
夜8時のテレビニュースの後、「犯行現場(Tatort)」が始まります。40年以上、毎週日曜日に放映されるこの人気番組が終わると、討論番組が続きます。放映時間とタイミングが良いのか、堅い番組にしては視聴率が高く、時事問題が取り上げられます。原発震災1年を目前に控えた今回のテーマは原子エネルギーでした。 続きを読む»
市街地に山のように積もる生ゴミ。処分が大変な並木の落ち葉や藁。これらの廃棄物をシンプルな技術で炭に変え、「みどりの石炭」を生産する企業があります。昔、ドイツでは石炭は黒い金と呼ばれていましたが、落ち葉や藁が金に変わるとは正にグリム童話のような話です。 続きを読む»
「親愛なる気候保護者へ」という書き出しで始まるメールが届きました。「今年もエネルギーの値上げは家計に響くでしょう。電気、暖房費などをはじめ、エネルギーコストは上がる一方。航空料金、電車料金、ガソリン価格も高くなっています。皆さんがこの値上げで途方にくれているなか、ドイツの学校はエネルギーコストを下げるのに一生懸命です。」これは、学校を対象とした省エネ対策コンペのお知らせでした。
最新の技術を取り入れたパッシブハウスに移った居住者の体験談と、技術の代わりに知恵で快適な省エネ住宅を図る、今年の「世界デザイン首都」ヘルシンキ市の例をご紹介したいと思います。
どこで処理するべきか、いまだに解決されていない放射性廃棄物。11月23日に、フランス・コタンタン半島にある工場で再処理された放射性廃棄物を載せた貨物列車が、発生地であるドイツに向かいました。それを座り込んで妨害しようと待ち受けていた市民数千人。この非暴力・不服従デモを企画をしたのは「エックス・タウゼントマール・クヴェア(X-tausendmal quer)」というグループで、彼らのロゴは大きなクロスマーク。これは「おことわり」の意味ではなく、「いやだ」という強い反原発の意志を表明しています。
休暇や仕事でどうしても飛行機を使わなければならないのですが、大量に発生する温室効果ガスがどうも気になります。この悪影響を和らげる方法がないかと思っている旅行者のために「アトモスフェア」という公益団体ができました。