再生可能電力の促進のためにドイツの消費者が電力料金に上乗せして支払う賦課金が、今年の1kwh当たり6.17ユーロセント(約8.21円)から来年は僅かに増えて6.354ユーロセント(約8.45円)になる。ドイツの4大送電網運営会社がこのほど発表した。メディアではニュースとして取り上げられているが、このところドイツ人の給料は増えているし、ドイツの物価は上昇していないので、消費者はあまり気に留めていない。しかも電力の卸売価格は急テンポで下落している。
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ドイツはこの10月3日、旧東西ドイツの統一から25周年を迎えた。どれだけの歳月が経てば、旧東西ドイツは一体となって、東西の差が無くなくなるだろうかとは、統一直後からいろいろ問われてきた。10年、一世代などという答えが多かったが、ベルリン人口・発展研究所の調査によると、種々の調査結果をドイツ地図に書き込んでみると、現在も東西の境界線はまだはっきり見えるという。
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8月31日の記者会見でメルケル首相は、「多くの難民の人生の夢が『ドイツで生活することだ』というのは良い印ではありませんか。ドイツは彼らにとって希望とチャンスを意味するのです」と語った。ドイツはなぜ、大勢の難民を受け入れる準備があるのか、少し紹介する。 続きを読む»
ヨーロッパが今、極めて深刻な問題に直面している。シリアなどの内戦地域からの難民やアフリカなどの独裁国からの亡命者、より良い生活を求めてバルカン半島などから脱出して来る人たちが、 欧州連合(EU)に押し寄せて来ているからだ。その数は膨大で、しかも彼らが望む目的地は西ヨーロッパ。中でもドイツに来たいという人たちは最も多く、ドイツ連邦内務省は、約80万人が今年中にドイツに到着するだろうと見込んでいる。 続きを読む»
ドイツでも猛暑が続いている。7月5日と8月7日には南ドイツのバイエルン州、フランケン地方のキッツィンゲンという小さな町で、1881年にドイツで気象観測が始まって以来最高の摂氏40.3度が2度も記録された。北ドイツのニーダーザクセン州でも暑い日が続き、7月初めにはシュテファン・ヴェンツェル同州環境相が、猛暑のために同州にあるグローンデ原発を 停止させる寸前だったと週刊誌の「シュテルン」 は伝えている。
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千羽鶴が飾られたヒロシマ・ナガサキ広場の記念碑
「ポツダム宣言」の名前で日本でも知られるベルリン郊外のポツダム市に、広島と長崎の名前を冠した広場がある。 ポツダムは、1945年7月17日から8月2日にかけて米国、英国、ソ連3カ国の首脳が集まって、第二次世界大戦後の戦後処理を決めるための会談を行った地だが、会談に参加した米国のトルーマン大統領の責任のもとに日本への原爆投下命令が下されることになった地でもある。そのことを忘れないために、原爆に反対する市民運動の働きで、この街の小さな広場が「ヒロシマ・ナガサキ広場」と命名されている。 続きを読む»