「エネルギー転換に向けての対話」ー 日本はなぜ不参加?
この3月、昨年に続き第2回「ベルリン、エネルギー転換に向けての対話」がドイツ外務省で開催された。ドイツ政府の招待を受けて集まったのは、74ヵ国から出席した1000人以上の政府代表やエネルギーの専門家、経済関係者やジャーナリストたちだった。研究や実績の発表、意見の交換が文字通り活発に行われた。 続きを読む»
この3月、昨年に続き第2回「ベルリン、エネルギー転換に向けての対話」がドイツ外務省で開催された。ドイツ政府の招待を受けて集まったのは、74ヵ国から出席した1000人以上の政府代表やエネルギーの専門家、経済関係者やジャーナリストたちだった。研究や実績の発表、意見の交換が文字通り活発に行われた。 続きを読む»
安い石油、天然ガス、石炭が二酸化炭素削減と環境保護の戦いを難しくしている。 続きを読む»
ドイツでは2015年も再生可能電力の発電量が伸び、総発電量に占める割合が2014年の26.2%から30.0%に達した。一方、昨年6月にはドイツで稼働中だった残り9基の原発のうち、最も古いグラーフェンラインフェルド原発が停止したため、原発による発電量は総発電量の15.8%から14.1%に減った。ドイツ全国エネルギー・水利経済連盟(BDEW)の速報による。 続きを読む»
今年のドイツの新年は大事件で始まった。例年の大晦日の晩のように、ドイツ各地の街では、大勢の市民が 近づく新年を祝うために、あちこちの路上や広場に集まり花火を打ち上げたりシャンパンで乾杯したりしていた。そのころ、ライン河畔の大都市ケルンの中央駅前広場には、およそ1000人のほろ酔い気分の若い男性たちが集まっていた。彼らの多くは中東もしくは北アフリア出身と見られた。彼らは、その広場に居合わせていた、あるいはそこを通ろうとした若いドイツ人女性を取り囲み、盗難を働いたり性的嫌がらせをした。この事件は、これからのドイツの難民政策の転機に繋がることになるかもしれない。 続きを読む»
まるで天国の広告のような文章がソーシャルメディアで広まり、効果を上げていた。それはアフガニスタンやシリアで、ドイツがまるで夢の国であるかように描写され、それを真に受け、高いお金を密航斡旋業者に支払ってでもドイツに向かう若い青年らが後を絶たなかったことだ。各国在のドイツ大使館は、誤解の訂正と正しい情報の提供に苦心している。ベルリンの日刊紙「ターゲスシュピーゲル」が報道している。
エネルギー転換の一つの大きな課題は、電力の安定供給のための蓄電技術がまだ十分に開発されていないことにある。電気自動車用のバッテリーをリサイクルして、大型蓄電装置を建設することが、今話題になっている。