ドイツ鉄道も脱原発

バーンカード 100%エコ電力

バーンカード 100%エコ電力

最近、電車の席を予約しようとドイチェ•バーン(ドイツ鉄道)の窓口へ行きました。そしてすぐに目に入ったのは、切符を売る女性が、いつもの赤ではなく、爽やかな黄緑色のネクタイをしていることでした。「それ、変わったんですね」と言う私に、「キャンペーン中だけよ」とその女性が指を差したのはみどり色の「お試しバーンカード25」の広告でした。

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迫る枯渇、シェールオイル・シェールガスは単なる一時凌ぎ

石油や天然ガス、石炭、ウランの枯渇は、現在世間で話されている以上に早くやって来る。米国などで増加しているシェールオイルやシェールガスの生産量は、既にここ数年内でピークに到達し、以後は下降するのみである。こんなレポートをドイツのエナジー・ウォッチ・グループ(EWG)がこのほどベルリンで発表した。EWGは学者と議員からなる国際的なネットワークで、政界や経済界からの影響は一切受けておらず、エネルギー問題に関する分析やレポート作成を科学者に委託していることだ。

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勝ち点1で1kWhもらえる? 再生可能エネルギーの大手、リヒトブリック社がドルトムントの新スポンサーに

2010/11、2011/12年シーズン、サッカー日本代表で現在マンチェスター・ユナイテッドに所属する香川真司選手がプレーしたボルシア・ドルトムントは、再生可能エネルギー会社リヒトブリック(LichtBlick)とスポンサー契約を結んだことを、このほど発表しました。 続きを読む»

断熱材と「暑さ寒さも彼岸まで」

「ドイツの省エネ住宅はしっかり断熱しているからエコ住宅だ」と日本でも言われているようです。事実、ドイツ全国では断熱材で覆われ、省エネ化された住宅の外壁の総面積は約8億1千万㎡(810k㎡)に及びます(ちなみにベルリン市の面積は約890k㎡です)。「しかし、このような断熱は実際に温室効果ガスの削減となるか? 本当に持続可能か?」と疑う声が増えています。実は断熱材だけに頼る省エネ対策に問題があるようです。 続きを読む»

ちょっと変わったブンデスリーガ順位表

2012−13年ブンデスリーガ順位表 グリーンピース作成

日本人選手がさらに増えて、日本での注目度が上がるブンデスリーガですが、この順位表をご覧下さい。うーん、何かいつもと違う…首位はホッフェンハイムになっているし、最下位は昨季の王者ドルトムント。実はこれ、グリーンピースが、ブンデスリーガ各クラブのメインスポンサーを、エコ度を基準に厳しくチェックして毎年作成しているブンデスリーガの順位表なのです。

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ロシアの核兵器がドイツの電力に!

エネルギー新戦略として、2030年代に原発稼動ゼロを目指すと宣言したにも関わらず、日本政府が大間原発など現在建設中の原発の工事続行を認め、青森県での核燃料サイクルを継続する方針であるということで、日本国内でも矛盾していないかという声が上がっているようです。核燃料サイクルに固執する理由には、プルトニウムが優秀な核兵器材料になるからだという説もあります。やっぱりそれが理由なのだろうかと考えていたところ、ドイツの新聞でどきっとする記事を見つけました。

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