ドイツサッカー連盟使節団、アウシュヴィッツを訪問

6月8日、欧州選手権ウクライナ・ポーランド大会が開幕しました。ドイツ代表はポーランドのバルト海に面するグダンスク(ダンツィヒ)にチーム拠点を置いていますが、そこへ向かう前の6月1日、ドイツサッカー連盟の使節団がアウシュヴィッツ元強制収容所を訪問しました。使節団には、ドイツサッカー連盟のヴォルフガング・ニースバッハ会長、ヨアヒム・レーブ代表監督の他、選手代表としてフィリップ・ラーム主将、二人のポーランド系ドイツ人選手、ルーカス・ポドルスキーとミロスラフ・クローゼも加わりました。  続きを読む»

現メルケル内閣の多彩な顔ぶれ

先日の夜、公共テレビのニュースを見ていて、何人かのドイツの閣僚の発言などを聞いているうちに、現メルケル内閣の顔ぶれの多彩さを改めて認識した。そして日本ではちょっと考えられない人間的顔ぶれではないかとも思った。何を持って多彩というかは、この原稿をお読みになってのお楽しみであるが。

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心の晴れた一冊 『震災後-こんな時だけど、そろそろ未来の話をしようか』

友人から送られてきた本の『震災後』という題名を見て、「ああ、またか」と思いながら、その下に小さく恥ずかしげに印刷された『こんなときだけど、そろそろ未来の話をしようか』とあるサブタイトルを目の隅に入れて、「いや早いところ読んでしまおう、せっかく送ってくれたんだから」と読み始めたのが、福井敏晴さんのこの著書です。一気に読み終えた私は、正直言って目からウロコが落ちました。

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断ち切られた人生 - チェルノブイリのリクビダートルたち

チェルノブイリは警告する(Tschernobyl mahnt)」というウエブサイトがある。そこには1986年から2000年に至るチェルノブイリ原発の事故とその経過について、ドイツのグリーンピースがまとめた「スキャンダルの年代記」と題した記録が掲載されている。その記録の最初の部分には次のように書かれている。「1986年4月26日午前1時23分(モスクワ時間)、チェルノブイリ原発で爆発事故発生、27日原発に隣接するプリピャチ市封鎖、当局は住民を3日間仮設テントに収容すると通知、原子炉の消火活動が続く。28日、スエーデン、ノルウェー、フィンランドで高度の放射能検出。ソ連当局は原子炉の事故を否認。4月28日21時、タス通信がチェルノブイリ原子力発電所で深刻な核の事故が起きたという最初の公的な発表をした。事故発生から40時間以上も経ったあとでの発表であった」と。

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アシナガワシ vs サイクリング vs 再生可能エネルギー  

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動画をご覧ください。両翼を広げると1.5メートル近くに及ぶ鷲です。ラテン名はAquila pomarina、ドイツ語ではシュライアドラー(Schreiadler)という名で知られています。シュライは「叫び(声)」とか鳥の「鳴き声」といった意味があります。この鷲の鳴き声はかなり高く、ドイツ人の耳には「ジュック」とか「チュック」とか聞こえるようです。さて、このアシナガワシの生存が危ぶまれているのです。 続きを読む»