Author Archives: さざえ

ふくもと まさお著『ドイツ・低線量被爆から28年−チェルノブイリはおわっていない』を読んで

私は、この本に出会って、一言でいえば、「救われた!」思いだった。日本を外から眺めている者にとって、恒例となった反原発デモへの参加や、福島の被災者への僅かなカンパだけでは「靴の上から足を掻いている」ようで気持ちがおさまらない。

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心の晴れた一冊 『震災後-こんな時だけど、そろそろ未来の話をしようか』

友人から送られてきた本の『震災後』という題名を見て、「ああ、またか」と思いながら、その下に小さく恥ずかしげに印刷された『こんなときだけど、そろそろ未来の話をしようか』とあるサブタイトルを目の隅に入れて、「いや早いところ読んでしまおう、せっかく送ってくれたんだから」と読み始めたのが、福井敏晴さんのこの著書です。一気に読み終えた私は、正直言って目からウロコが落ちました。

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アシナガワシ vs サイクリング vs 再生可能エネルギー  

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動画をご覧ください。両翼を広げると1.5メートル近くに及ぶ鷲です。ラテン名はAquila pomarina、ドイツ語ではシュライアドラー(Schreiadler)という名で知られています。シュライは「叫び(声)」とか鳥の「鳴き声」といった意味があります。この鷲の鳴き声はかなり高く、ドイツ人の耳には「ジュック」とか「チュック」とか聞こえるようです。さて、このアシナガワシの生存が危ぶまれているのです。 続きを読む»

せ め て 月に一度の菜食を! - ベジタリアン入門の巻 - 

                                                                    南ドイツ新聞 2012年2月4日

  1. トマト・リゾット     3.20ユーロ
  2. 茸入りスパゲッテイ   2.70ユーロ
  3. ブロッコリー・キッシュ  2.60ユーロ

これは、ミュンヘンのシーメンス社の木曜日の社員食堂メニュー表です。月に一度、ドイツ全地域の社員食堂に、このような菜食メニユーが、貼られるようになりました。

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エルベ河に浮かぶ河川水車

ガタンゴトンと緑の森にひびく水車の音、小川のせせらぎも聞こえてきます。赤ずきんちゃんが花を摘んでいた森に、水車が入り、これでドイツのイメージは完成です。シューベルトの「美しき水車小屋の娘」のメロディーが聞こえてきそうです。

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