NEW!!

新年初の世論調査、テロの”危険人物”に対する厳しい措置にドイツ人の多くが賛成

昨年12月19日、ベルリンのクリスマス市に盗んだトラックで突っ込んだテロ事件の犯人が、難民を装って入国したチュニジア出身者だということが判明して以来、ドイツではそうした“危険人物“に対する対応を厳しくするべきだという声が国民の間で巻き起こり、基本的人権の尊重という観点から、それに反対する人たちや、それを行動に移すことに躊躇する政治家の間で賛否両論、激しい議論が行なわれてきた。公共放送、ドイツ第二テレビ(ZDF)がこのほど行った「ポリットバロメーター」の新年最初の世論調査によると、これまで寛容な措置に賛成してきた一般のドイツ人も、厳しい措置に賛成する人が増えたことが判明した。 続きを読む»

メルケル首相の新年の挨拶

 

ドイツでは、クリスマスには連邦大統領が、大晦日の夜には連邦首相が、テレビやラジオを通じて国民に向け新年の挨拶をすることになっている。2017年を迎えるメルケル首相の挨拶には、ドイツで起こったテロ事件が大きく影を落としていたが、その一方で同首相は人間同士の思いやりや議会制民主主義に対する信頼を失わないよう国民に呼びかけた。 続きを読む»

脱原発後の責任問題決着

福島で原発事故が起きてからもうじき6年が経つ。ドイツは、福島の事故を契機に2022年末までに原子力発電所を完全に停止し、脱原発することを決定している。そして原発停止後の廃炉、解体及び廃棄物処理に関する責任を決める法律が昨年12月15日と16日に連邦議会と連邦参議院で可決されて成立した。法律の名称は「 核廃棄物処理の責任に関する新秩序法(Gesetz zur Neuordnung der Verantwortung in der kerntechnischen Entsorgung)」。4月に施行の見込みだ。 続きを読む»

ドイツ人を楽しませた多和田葉子さんのクライスト賞授賞式

img_5216

記者会見での多和田葉子さん

ベルリン在住の作家、多和田葉子さんが、2016年度のドイツの権威ある文学賞、クライスト賞を受賞したことは、日本のマスメディアもすでに伝えたと思う。授賞式は11月20日の日曜日、午前11時から劇作家、ベルトルト・ブレヒトゆかりの劇場、「ベルリーナー・アンサンブル」で行われた。形式的で退屈な授賞式とは全く異なり、内容の濃い、文化的な催しが計画されていて、会場を埋めたドイツ人たちは大喜びだった。日本語とドイツ語で旺盛な作家活動を続ける多和田葉子さんのクライスト賞受賞の模様を、今年最後の記事としてお届けする。 続きを読む»

消費者に朗報 ー 電力の卸売価格上昇で、電気料金低下

ドイツの消費者が支払う電気料金が、これから2、3年後には下がる見込みだという。ドイツの中堅銀行であるメッツラー社のエネルギー企業専門アナリストの評価による。主な理由は、現在ドイツ市場に溢れている余剰電力のために下落しきっている電力の卸売価格が、2、3年後には電力の総供給量の減少に伴い、 回復することだ。消費者による電力消費量の増加が、卸売価格の上昇に更に拍車をかけることも考えられるという。

続きを読む»