ガスと電気をお安く

ガスと電気をお安く

先日ご紹介したtest誌に、「フィナンツテスト」(Finanztest)という姉妹誌があります。これも「商品テスト財団」が毎月発行しているもの(4.5ユーロ:約480円)なのですが、12月号の特集テーマは「ガスと電気をお安く」でした。2013年1月に電気料金の値上げ実施が目の前に迫っているからでしょう。ベルリン各駅の本屋さんで探すと、もう売り切れのところもあって、私はたまたま電車の乗り換えをしたデュッセルドルフ中央駅の本屋さんで、最後に残った一冊を購入しました。

続きを読む»

ベルリン映画祭が環境保護に一歩踏み出す

事あるごとに一年があっという間に過ぎるということを実感するが、今年もまた11月に入ってすぐにベルリン映画祭のプレス部門からメールが来た。ベルリン映画祭がまたやってくるのだ。早速書類を整えてプレス登録を申し込んだところ、登録承認のメールが来た。所定の登録料(60ユーロ、約6300円)を支払ったあとに送られてきた手続完了のメールを見て、アッと驚いた。 続きを読む»

緑のライフスタイルを手助けする雑誌

新しいデジタルカメラが欲しいけど、店舗にはあまりにも多くの商品が並んでいて、悩む。値段もそう変わらないし、沢山ある機能の違いをお店の人に説明してもらってもよく分からず、結局心を決められずに店を出る。そんな経験をしたことはありませんか?ドイツには、こんな人たちの助けになる、いいモノがあります。

続きを読む»

いらなくなった建材を活用したコーヒーショップ

世界中で利用者が増えているインターネットオークション。特にいらなくなった建材を出品できるネットオークションがオランダにあります。このオークションで購入した中古の建材だけで建てられたコーヒーショップがベルリンの建築専門誌「バウヴェルト(Bauwelt)」に紹介されました。数年前、アムステルダム市内の北部に引越ししてきたという建築家グループbureau SLAとOvertreders Wが、近くにおいしいコーヒーが飲める店がなかったので、自分たちで作ろうという発想がこの企画の始まりでした。経済不況で景気停滞が続く建築業界ですが、「金より発想とネットワーク」と廃棄物のアップサイクル1)の好例として、このコーヒーショップ、ノーダーパークバー(Noorderparkbar、北公園カフェ)をご紹介したいと思います。 続きを読む»

畑から生まれて畑へ戻るみどりのプラスチック

デュッセルドルフ、ケルン、ボンのあるノルトライン・ヴェストファーレン州西部の小さな町でゴミにも害にもならないみどりのプラスチックを製造する農家があります。ドキュメンタリー「みどりの革命」1)に登場する一人は、この農家の持ち主であるフーベルト・ロイク(Hubert Loick)さんです。彼のアイデアは使用後、エネルギーとして利用でき、肥料となって自然に戻るみどりのプラスチックを作ることです。2005年にケルンで催された世界青年会議に50万人用のプラスチック食器を用意したのはロイクさんの経営するロイク再生可能資源株式会社でした。未来を背負う青年の集まりに環境問題となるプラスチックの山は相応しくはなかったでしょう。ロイクさんの使い捨て食器は使用後、食べ残りといっしょにコンポストへ、なぜならば原料はトウモロコシ。 続きを読む»

プラスチック・プラネット  ― その3 ―  プラスチック無し、1週間の冒険

私たちの身の回りをみると、プラスチックでできていない製品を探すのは大変です。便利で素敵な製品は、生活に欠かせない必需品となっています。いくら問題があるとはいえ、まったく放棄することができるでしょうか。ある若いカップルがNOプラスチックの一週間に挑戦しました。 続きを読む»