ベルリンの野菜ゲリラ

ベルリン、クロイツベルグ地区、プリンツェン通りにだれにでも楽しめる約1800坪(6000平米)の野菜畑があります。その名はプリンツェシネン· ガーデン。「ベルリンは無職者のメッカだ、しかしまた創造力を持つ者のメッカとも言える。職がない者は見つけ出す、まだ実在しない職業を作りだす。」そのような見出しで紹介されたのは二人の青年、ロバート·ショウさんとマルコ·クラウセンさんです。戦後60年間ずっと放っておかれた都心の空き地。2009年の夏から、そこは緑のオアシスとして生まれ変わりました。ただの菜園ではなく、だれにでも気軽に来られるコミュニケーションの場を作りたいと考えた彼等はこのアーバン·ファーミングを始めました。

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コーラビにこっています - 漬物談議 -

ザウアークラウト(ドイツのキャベツの酢漬け)、キムチといった漬物は保存食としても健康食としても世界で高く評価されています。これらの漬物の傍らで、 ささやかな存在感を持って頑張っているヌカヅケを忘れてはならないと思います。短期間で新鮮な野菜を自分の好みに味付けできる即席漬けです。糠を使わず、 プレーンヨーグルトを糠床代わりにしている人もいます。いずれにせよ、漬物類は洋の東西を問わず、エネルギー使用ゼロの省エネ精神に貫かれた食品です。

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エネルギーシフトとブンデスリーガ

シグナル・イドュナ・パーク南側スタンド

最近、ブンデスリーガの昨季の王者ボロシア・ドルトムントが、太陽光発電を専門とするQ-Cells社とスポンサー契約を結んだことを発表しました。Q-Cells社というのは、ドイツのザクセン・アンハルト州の”ソーラー・ヴァレー”と呼ばれる地域で1999年に創立された会社で、太陽光発電に関わるあらゆる製品を開発生産し、発電所規模の大型プロジェクトも行っています。

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