「カレーの天使」

640px-Calais_Harbourフランス北部の都市カレー、その郊外にある森の中で野宿する難民たちに電気を提供し、しかも節電できたというマダム・リップスをめぐる番組がありました。第1ドイツテレビ(ドイツ公共放送連盟ARD)のニュース番組「ヴェルトシュピーゲル」で紹介されたこのルポには「カレーの英雄」というタイトルが付いていました。

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行間を読む ナチス時代の報道          

新聞に見入る兵士たち 1938年 Süddeutsche Zeitung Photo/Scherl

新聞に見入る兵士たち 1938年
Süddeutsche Zeitung Photo/Scherl

クリスマスマーケットで日本でも有名なバイエルン州の街ニュルンベルクには、ナチス時代のニュルンベルクに関する資料を集めた「帝国党大会会場資料センター」がある。そこで、「Zwischen den Zeilen?」(訳すと「行間?」の意)という展覧会が行われている。

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自転車で見に来るとVIP席プレゼント! ブンデスリーガのマインツ

温室効果ガス削減に向けて戦います

温室効果ガス削減に向けて戦います

サッカー・ブンデスリーガの1.FSVマインツというチームをご存知でしょうか? 日本代表フォワードの岡崎慎司選手が2013年夏からプレーしている、ラインラント•プファルツ州のクラブです。そのマインツは、ブンデスリーガで初めて「温室効果排出ゼロ・クラブ」宣言をしています。

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スマートフォンは過去、これからはフェアフォン

bas van 1みなさんは携帯電話を今までに何台購入したでしょうか。一般にドイツの消費者は2年おきに新しい携帯を購入するそうです。スマートフォンの画面を指先で撫でながら、私たちが無視している現実があります。携帯電話に用いられているコルタンなどの天然資源はコンゴ民主共和国で採掘されます。「ここは地獄だ」という見出しで始まる南ドイツ新聞のルポは、この鉱石を巡る問題を明らかにしました。

 

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ドイツ式 みんなが得する エコ活動

01 Energiearmut a“エネルギー貧困”はイギリスから来た言葉で、電気・暖房料金が手取り収入の10%以上を占める状態を表します。最近の政府の発表によると“エネルギー貧困”と呼ばれる家庭がすでにドイツ全国の14%を占めているそうです。電力及びエネルギー値上げの原因は様々です。使用量を減らせば料金が値上げしても月々の負担は変わりません。そこを狙ったのがドイツ式 省エネ活動です。

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