配電網を市民の手に - その3
ベルリン市議会選挙を控えた8月下旬、「ベルリン市民エネルギー(BürgerEnergie Berlin)」が、ブランデンブルグ門前でベルリンの配電網を市民の手に取り戻そうという意志表示を行なった。「ベルリン市民エネルギー」はベルリンの配電網営業権をヴァッテンファル社から市民に取り戻すことを目的に、2012年に生まれた市民グループである。
ベルリン市議会選挙を控えた8月下旬、「ベルリン市民エネルギー(BürgerEnergie Berlin)」が、ブランデンブルグ門前でベルリンの配電網を市民の手に取り戻そうという意志表示を行なった。「ベルリン市民エネルギー」はベルリンの配電網営業権をヴァッテンファル社から市民に取り戻すことを目的に、2012年に生まれた市民グループである。
東京と姉妹関係を結ぶベルリンで9月18日に行われた市議会(州議会と同格)選挙では、与党の2大政党が大幅に票を減らした。 また、難民受け入れに反対する右翼ポピュリズム新政党、「ドイツのための選択肢(AfD)」が首都ベルリンでも二桁の得票率を得て市議会進出を果たしたことなど、新しい現象が注目される。 続きを読む»
旧東ドイツ最北部のメクレンブルク・フォアポンメルン州は、たくさんの湖がある美しい自然に恵まれた地方だが、ドイツ東部の5州の中では最も人口が少なく、農業と観光業以外に見るべき産業もあまりない。この小さなメクレンブルク・フォアポンメルン州で9月4日に行われた州選挙が、ドイツ全土の注目を集めた。 続きを読む»
9月18日、ベルリン市議会(州議会と同格)選挙が行われる。選挙を前に、どの党に投票すべきか決めかねている人への助言プログラムとでも言うべき「ボートマッチ」も始まった。18歳から26歳までの20人の若者が、学者や専門家や連邦政治教育センター、ベルリン市政治教育センターの指導を受けて、多くの政治的テーマから最終的に38の質問を設定し、それらの質問について答えれば自分の考えと近い政党がわかるというものだ。やってみるとなかなか面白い。 続きを読む»
第31回夏季オリンピック大会が8月5日からリオデジャネイロで開催中だ。南アメリカで開催される初めての大会は、開始直前まで開催を危ぶむ声が聞こえた。さらにロシアのドーピング問題もオリンピックに影を落としている。リオ五輪に合わせて、今から80年前ベルリンで開催されたオリンピックを取り上げた本が出版された。
ニース、ヴュルツブルク、ミュンヘン、アンスバッハ……最近、毎日のように嫌なニュースが飛び込んできます。そんな中、7月28日にドイツのアンゲラ・メルケル首相が夏の休暇を中断して記者会見を行いました。