80年前のベルリン・オリンピック
第31回夏季オリンピック大会が8月5日からリオデジャネイロで開催中だ。南アメリカで開催される初めての大会は、開始直前まで開催を危ぶむ声が聞こえた。さらにロシアのドーピング問題もオリンピックに影を落としている。リオ五輪に合わせて、今から80年前ベルリンで開催されたオリンピックを取り上げた本が出版された。
第31回夏季オリンピック大会が8月5日からリオデジャネイロで開催中だ。南アメリカで開催される初めての大会は、開始直前まで開催を危ぶむ声が聞こえた。さらにロシアのドーピング問題もオリンピックに影を落としている。リオ五輪に合わせて、今から80年前ベルリンで開催されたオリンピックを取り上げた本が出版された。
ベルギー、オランダと近接するドイツの町アーヘンは16世紀初頭まで、神聖ローマ帝国の皇帝の戴冠式が行われた町として知られている。この町はここ数年、歴史上の都市としてではなく、ベルギーの原発停止を求める町として注目を集めている。そこに住む活動家を訪ねて、話を聞いた。
6月3日と4日の2日間、「介入(Interventionen)」という催しがベルリン市内で開催された。今年で3回目の開催ということだったが、第1回目は「都市の発展と若者」がテーマ、昨年と今年は難民に焦点が当てられた。彼らの多くは、すでに数年ベルリンに滞在している人たちだ。
30年前の4月26日、チェルノブイリ原子力発電所の4号炉が爆発した。世界各国でもこの日を記念して多くの報道がなされただろう。ドイツでも多くのメディアが特集を組んだ。 続きを読む»
4月から日本では電力が自由化された。もし、福島原子力発電所の事故がなければ、自由化の実現がもっと遅れ、世間一般の注目もそれほど浴びなかったのではないだろうか。ましてや、ドイツのメディアが取り上げることはなかっただろう。
以前、ベルリン市と電力会社ヴァッテンファル社との間に交わされている配電網の営業権の契約満了に際して、「ベルリン市民エネルギー」という市民グループが営業権獲得に動き出したことを書いた。その後、ヴァッテンファル社との営業権契約解約についての報道が途切れていたが、最近、新たな動きが出てきているようだ。