世界のエネルギー転換の完成に一役買うソニーの蓄電池
最近、ガソリン及びディーゼル自動車の禁止についてドイツ連邦環境相と連邦運輸相が対立しているという記事を読みました。環境相は2030年以降これらの燃料タイプの新車登録を禁止する方針を示す一方、運輸相は、自動車産業で多くの失業者を生むことを恐れ、そのような禁止は“ナンセンス”だと述べました。しかし、交通やエネルギー分野では、脱炭素社会に向かっていて、自宅の屋根のソーラーパネルで発電し電気自動車を運転するのはもう夢ではありません。 続きを読む»
最近、ガソリン及びディーゼル自動車の禁止についてドイツ連邦環境相と連邦運輸相が対立しているという記事を読みました。環境相は2030年以降これらの燃料タイプの新車登録を禁止する方針を示す一方、運輸相は、自動車産業で多くの失業者を生むことを恐れ、そのような禁止は“ナンセンス”だと述べました。しかし、交通やエネルギー分野では、脱炭素社会に向かっていて、自宅の屋根のソーラーパネルで発電し電気自動車を運転するのはもう夢ではありません。 続きを読む»
スペイン、バレンシア北部にあるエル・カルメン農園。ここで収穫されたオレンジの香りは「部屋全体を一度に濃厚な甘い香りで満たす。まだ、ごくわずかな人しか知らない魅惑的な芳香」と今回、南ドイツ新聞の経済面に紹介されていました。このオレンジを栽培しているのは、若い3人兄弟。本来、故郷へ戻り、オレンジ作りで人生を送ろうとは、誰も考えてはいなかったそうです。
フランスのエネルギー転換法では、石油が原料であるプラスチック製品の節減が重要な課題であるとされ、今月初めから薄いポリ袋の販売が禁止されました。日常生活に欠かせないポリ袋の禁止とは“勇気”ある政策です。フランスでは1年に170億枚のワンウェイ・ポリ袋が出回っているそうです。「この現状にやっと終止符が打たれると、市民はポジティブに受け止めている」とドイツ公共ラジオ放送の「ドイチュランドフンク(DLF)」はフランス市民の声を伝えました。
「南ドイツ新聞」の月刊別冊「ルックス360°(LUX 360°)」には「青い天使」付きの再生紙が使われています。今月、取り上げられた記事のひとつは「エコロジカル・フットプリント」で、人類が地球に与える影響を示す数値でした。私たちが住む地球の現状を知っていますか?質問に答えてみてください。
毎週水曜日夕方6時から8時まで、ハスラーさんは、あるベルリンの居酒屋の奥の間で小さな市場を開きます。今日は、ベルリン近辺で農業を営む人、養蜂家とヤギのチーズを生産している人など、計7人の売り手が来ています。ハスラーさんは、言ってみれば市場の経営者です。消費者は、あらかじめネットを利用して注文・支払い済みの食品を、直接ここで生産者から受け取ります。生産者と消費者が毎週出会う市場の雰囲気は、古き良き下町風です。今月送られてきた「未来完了形(FUTURZWEI)」のニュースレターに、この小さな市場の話が紹介されていました。
白いアスパラガスが美味しい季節がドイツにもやってきました。からっとした青空の下で冷たい白ワインといただくアスパラガスはこの季節の最高のご馳走です。しかし、スーパーの野菜売り場に行くと季節や旬には関係なく、多種多様の野菜が並んでいます。私たちが季節を待てずに買っているイチゴやトマトがあの巨大な鯨を殺していると言われたら、それを信じるでしょうか。