変わりつつあるドイツの難民政策

ドイツのメルケル首相がベルリン在の新聞やテレビ記者を対象に毎年夏の終わりに行なう恒例の記者会見が、今年も8月29日にあった。 2年前の2015年に、押し寄せる難民の受け入れに関して「我々はやり遂げられます」と発言して有名になった記者会見だ。 その後、ドイツの難民問題はどうなっているのだろうか。メルケル首相の態度はどう変わっただろうか。順を追って見てみる。 続きを読む»

業界と政治がディーゼル車の走行禁止に反対

ドイツ、シュツットガルト市の行政裁判所は7月末「ディーゼル車の市内の走行禁止も認める」という判決を下した。ディーゼル車から出る酸化窒素が同市の空気を悪くしているからだ。ディーゼル車はドイツで登録されている車の50%弱を占める。走行が禁止されると自動車業界に大きな打撃を与えることになるので、この判決は大問題になっており、業界と政治が一体となって反対している。 続きを読む»

映画「標的の村」のベルリンでの上映会

6月28日にベルリンで、沖縄の東村・高江でオスプレイ用のヘリパッド建設に反対する住民たちを描いたドキュメンタリー映画「標的の村」の上映会があった。この上映会の様子と映画の感想を記したい。

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感動的だったコール元首相の「ヨーロッパ葬」

6月16日に87歳で亡くなったドイツのコール元首相の葬儀が7月1日、欧州連合(EU)の主催でフランス東部、ストラスブールの欧州議会で行われた。コール元首相は、東西ドイツ統一を実現させただけではなく、ヨーロッパの和解と統合に貢献したため、EUの「名誉市民」の称号も与えられていた。EU 主催の葬儀はこれがはじめてであり、EU代表や各国首脳の心のこもった挨拶によって、感動的な式典となった。 続きを読む»

緑の党「2030年までに脱石炭火力発電」

連邦政府の脱原発決定がぶれることのないドイツで、テーマ切れのために低迷を続けているように見受けられていた緑の党が、今年9月の総選挙に向けて脱原発に続く課題を見つけ出した。新しいテーマは「2030年までの脱石炭火力発電」。同党誕生の発端は反原発運動だったのだが、脱石炭は果たして同党をどこまで引っ張っていけるだろうか。また、脱石炭はすぐにやってくるだろうか。

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