難しい連立政権樹立のための政党間話し合い

ドイツで9月24日に実施された総選挙の結果を受けて、3週間前から新しい連立政権樹立の可能性を探る政党間の話し合いが始まっているが、進展がなかなか見られない。この話し合いに参加しているのはメルケル首相の率いるキリスト教民主同盟、姉妹党のキリスト教社会同盟、それに自由民主党と緑の党の4党だ。党の方針に元々大きな差のあるこれら4党が一致するのは、始めから非常に難しいとされ、各党にどこまで妥協の準備があるかが注目される。連立の話し合いが失敗した場合の総選挙のやり直しも語られるなか、メルケル首相は「11月16日までに前段階の話し合いを終えて、その後本格的な連立交渉に入りたい」と話す。クリスマスまでに新政府が誕生することが一般的に望まれている。

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街ぐるみで使い捨てカップのゴミを減らそう!

人口350万人のベルリン市で、1日に消費される使い捨てカップは約46万個。その数は、1年で1億7千万個、2400トンものゴミの量に相当する。この問題に目をつけたベルリン市の清掃局が、今年の7月からマイカップの割引システムを導入した。「Better Word Cup」と呼ばれるこの活動には、すでに市内の500店舗以上の飲食店が参加している。 続きを読む»

仏原子力安全機関、南仏の原発に稼働停止命令

フランス南部、アヴィニョンの北約40キロのところにあるトリカスタン原子力発電所は、これまでもさまざまな事故を起こしてきたことで知られる。9月末、フランスの原子力規制官庁である原子力安全機関(ASN)が、トリカスタン原発の4基の原子炉すべてに稼動停止を命じたことが、最近になって明らかになった。稼動停止命令は、福島原発事故のような大事故が起こる可能性があるという理由からだった。 続きを読む»

東西ドイツ統一27年 ー 二つに割れたドイツ?

旧東西ドイツが統一したのは1990年10月3日で、今年の10月3日でそれから27の年月が過ぎた。統一当時、第二次世界大戦以来45年間にわたって、別々の異なった道を辿ってきたために生じた両ドイツ間の差は、一世代も経てば無くなるだろうと言われた。ところが、この9月24日に行われた総選挙の結果は、東西ドイツ地域に大きな差があり、東西はむしろ真っ二つに別れていることを明らかにした。この事実は、ポピュリズム政党が第三党になったことと並んで、大勢の国民にショックを与えた。ドイツは二つに割れたままの国なのだろうか。 続きを読む»

ドイツ統一の日の大統領の心打つスピーチ

10月3日、ドイツは27回目の統一の日を迎えた。統一の日の公式記念式典は各州持ち回りで行われることになっているが、今年は西南部、ラインラント・プファルツ州の州都、ライン河畔のマインツが当番だった。9月24日の連邦議会選挙では、右翼ポピュリズム政党に対する投票行動で東西ドイツ人の間に大きな差があることが判明し、ドイツ社会にショックを与えた。そんな中で行われた統一記念式典でのシュタインマイヤー大統領のスピーチは、さまざまな背景を持つドイツ国民に対話と民主主義への貢献を呼びかけるものだった。 続きを読む»

連邦議会選挙の結果、ドイツ社会に衝撃

9月24日に行われたドイツ連邦議会選挙の結果は、ドイツ社会に衝撃を与えるものだった。メルケル首相の率いる保守のキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)は第一党の地位を維持したが、これまでの「大連立政権」のパートナー、社会民主党(SPD)とともに大幅に票を減らした。 その一方、新興右翼ポピュリズム政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が、初めて連邦議会進出を果たしただけでなく、一気に12.6%を獲得してSPDに次ぐ第三党となった。選挙当日、難民反対、外国人排斥、ネオナチ的な主張を掲げる同党の連邦議会進出が伝えられると、首都ベルリンでは数百人の市民が、抗議デモを行った。抗議デモはフランクフルト、ケルン、ハンブルクなどの大都市でも行われた。 続きを読む»