この11月、ベルリンの中心部にあるフンボルト大学で、ある映画月間が開催された。「Women’s Bodies as Battlefield」と題し、いわゆる「慰安婦」をテーマに取り上げたドキュメンタリー作品6本が、毎週水曜夜、全5回にわたって上映された。それぞれ韓国、中国、フィリピン、インドネシア、台湾の元「慰安婦」を取材している。第二次世界大戦中、アジア各国で日本軍の「従軍慰安婦」制度の犠牲となった女性がいかに多かったか、彼女たちのその後の生活がいかに困難なものだったかを知る機会となった。
映画月間のパンフレット。写真は、上映作品「わたしたちは美しかったから」より。
続きを読む»
先頃、ドイツ社会民主党(SPD)党首のマルティン・シュルツ氏は、ベルリンにあるドイツ郵便の子会社を訪れ、同社の小型トラック規模の小包配達車「ストリート・スクーター」(下記写真)について誉めた。というのも、この小型配達車が電気自動車なのである。このストリート・スクーターの成功は、大手の自動車企業にとって大きな刺激になるだろう、とシュルツ氏は語った。
参考写真:Deutsche Post AG
続きを読む»
人口350万人のベルリン市で、1日に消費される使い捨てカップは約46万個。その数は、1年で1億7千万個、2400トンものゴミの量に相当する。この問題に目をつけたベルリン市の清掃局が、今年の7月からマイカップの割引システムを導入した。「Better Word Cup」と呼ばれるこの活動には、すでに市内の500店舗以上の飲食店が参加している。 続きを読む»