新年おめでとうございます
みなさま、新年おめでとうございます! 2019年の世界が、過ぎ去った年より平和になりますように、そして皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
ベルリンは、今年もブランデンブルク門前の大晦日の大規模なパーティーと盛大な花火で、新しい年を迎えました。比較的暖かかったものの小雨が降るなか、この大晦日のイベントには、ドイツだけではなく、世界各国から100万人近くの人々が集まって、ともに新しい年の到来を祝いました。
みなさま、新年おめでとうございます! 2019年の世界が、過ぎ去った年より平和になりますように、そして皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
ベルリンは、今年もブランデンブルク門前の大晦日の大規模なパーティーと盛大な花火で、新しい年を迎えました。比較的暖かかったものの小雨が降るなか、この大晦日のイベントには、ドイツだけではなく、世界各国から100万人近くの人々が集まって、ともに新しい年の到来を祝いました。
2011年3月のフクシマの事故をきっかけに、このサイトは生まれた。私たちがサイトを正式にスタートさせたのは、2011年8月15日。技術さえあれば、人々の生活は幸せで豊かになるという技術至上主義は、フクシマによって打ち砕かれ、その衝撃は、第二の敗戦に匹敵するという気持ちからだった。フクシマの衝撃を受けて2011年6月に、早々と脱原発を決めたドイツの動きを、日本の人たちに伝えたいというのが私たちの思いだった。
それから丸7年。ドイツの脱原発の決意は揺らいでいない。2022年末までには最後の原発が停止され、脱原発が達成されることを、私たちは確信している。明日何が起きるか予測できない、不透明で不安定な時代のなかで、確実に目標に向かって何かが進んでいることを実感できるのは嬉しいことだ。段階的な脱原発が計画通り進むにつれ、 ドイツ社会の関心は、エネルギー転換という大プロジェクトの実現に移ってきている。
この7年の間に、いろいろな事情で仲間が加わり、去っていった。最後に残った「緑の魔女」は二人。掲載する記事の本数が減り、サイトの存在意義について悩むこともあった。けれどもやはり、脱原発を見届けるまで伴走し続けたいという気持ちから、少し形を変えて、このサイトを続けていくことにした。
「じゅん」こと永井潤子、「こちゃん」ことツェルディック・野尻紘子、そして新しく仲間に加わる池永記代美もジャーナリストで、いずれも実名で文章を書いてきた経験があることから、これからはこのサイトの記事も実名で書くことにした。本サイトの主題は今まで通り、脱原発やエネルギー転換だ。しかしそれらとは一見関係のないように見える、ドイツの政治や社会、生活についての記事がこれからもたびたび登場するだろう。それはそうしたテーマの中に、ドイツでなぜ脱原発やエネルギー転換が可能なのかを読み解く鍵がひそんでいると、私たちが思うからだ。
筆者一同