ドイツのクリスマス

まる / 2014年12月14日
華やぐベルリンの街

華やぐベルリンの街

アドベント(イエス・キリストの降誕を待ち望むクリスマス前の約4週間、待降節)と呼ばれるクリスマスまでのこの時期、ドイツの街は、クリスマスイルミネーションで輝き、クリスマスマーケットが賑わいます。1年で一番暗いこの季節に街が華やぐのは良いのですが、やはり気になります……これっていったい、どのくらい電力がかかっているのでしょう?

ハイデルブルクのエネルギーサービス研究所(ifed., Institut für Energiedienstleistungen)が推定するところによると、アドベント(今年は11月30日に始まった)から1月6日の「東方の三博士の日」までの約5週間に、ドイツ全国でクリスマスの照明のために消費する電力は5億kWhだそうです。

意外にも、この電力の大部分は街頭など公共の場での照明ではなく、一般家庭に飾られるクリスマスツリーのライトや、星形の飾り、ストレートライトなどで消費されているそうです。

この巨大な電力量を少しわかりやすくしてみると、1世帯平均190kWh。これは1世帯が1年間に消費する照明のための電力量の約半分にも当たります。総合すると、14万世帯を1年間供給できる量だそうです。

これをまた言い換えると、1000MWの発電所を、500時間(3週間)休みなく運転し続けて作れる量だとか(ツァイト紙電子版による)。

ベルリンも、ブランデンブルク門前や目抜き通りのウンター•デン•リンデン通りは今、クリスマスイルミネーションでキラキラと輝いていて、目を楽しませてくれます。これはスウェーデンに本社を置く大手電力会社ファッテンファル(Vattenfall)の提供によるものです。同社は10年前から、220本の菩提樹(通り名にある「リンデン」は「菩提樹」の意)を使ったこのイルミネーションをスポンサー提供していますが、2012年からLEDライトを使用し、電力消費量は以前の4分の1に減ったそうです。

家庭でのクリスマス用照明でも、節電のためにLEDライトの使用がしきりに薦められますが、検索してみると他にもありました、ありました!日本語で「電気代0円。ソーラー充電式」、「太陽の力で充電。自動点灯、6時間自動消灯機能付」などがうたい文句の、ソーラーライトの宣伝広告が。このソーラーライトは、取り付けのソーラーパネルで発電してつけることができます。日本の会社が作っているようですね。嬉しくなりました。

エネルギー転換が進んで、ソーラーパネルが更に進化したら(クリスマス時期のドイツは暗いので、曇り空でも発電できないといけない)、ドイツのクリスマスイルミネーションが全てソーラーパネルでつくようになる日がいつかやって来るのでしょうか?

ベルリン・クリスマス2

 

 

 

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