Author Archives: やま

大海を見た蛙、井の中を探る

アムステルダム市ヤバ通り

アムステルダムに住む、マーニックス・ハークさん(29才)が、1年間自分の住むヤバ通りから一歩も外に出ないと決めたのは、去年の9月1日でした。「長さ600メートルの世界」という見出しで「南ドイツ新聞」に彼のプロジェクトが紹介されました。「週末にちょっと飛行機で旅行に出る」という世の中で、ハークさんの活動は全国紙に載るほどの新鮮さが感じられました。

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「みつばちマーヤ」の子孫の危機

ミツバチがいなくなった原因はたくさん考えられます。ある大手企業が開発した除草剤や遺伝子組み換え作物が原因だと考える市民もいれば、ある農薬が原因だと発表する専門雑誌もあります。「間違いなく言えるのは、人間に責任があるということだ」という見出しの記事が「南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung)」に掲載されました。 続きを読む»

化石燃料関連企業から手を引け

以前は森や村だった炭鉱地域

私たちが払っている税金は公共施設や公共機関に使われています。また、自治体は税金を石炭火力発電を運営する電力企業へも投資しています。自治体へ今、株の配当があるとしても、化石発電による災害リスクを負担するのは、企業ではなく、私たちと、そして次世代の市民です。「そんな投資に大反対」というメールが国際環境NGOである「350.org」から送られてきました。

 

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忘れられた水車発電の復興

ハンマーシュミーデ

日本に一時帰国し熱海を訪れた際、地元の糸川の水を利用して、2年ほど前から発電実証実験を行っている井出由紀雄先生*に出会いました。その井出先生から小型で低価格の水力発電装置について説明を受けることが出来ました。自然のまま残された小川を利用するローテク発電が気に入ったので、ベルリンに戻り、ドイツでの現状を調べてみました。 続きを読む»

世界のエネルギー転換の完成に一役買うソニーの蓄電池

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©sonnen GmbH

最近、ガソリン及びディーゼル自動車の禁止についてドイツ連邦環境相と連邦運輸相が対立しているという記事を読みました。環境相は2030年以降これらの燃料タイプの新車登録を禁止する方針を示す一方、運輸相は、自動車産業で多くの失業者を生むことを恐れ、そのような禁止は“ナンセンス”だと述べました。しかし、交通やエネルギー分野では、脱炭素社会に向かっていて、自宅の屋根のソーラーパネルで発電し電気自動車を運転するのはもう夢ではありません。 続きを読む»

ネットで注文できるオレンジの香り

Orange_01スペイン、バレンシア北部にあるエル・カルメン農園。ここで収穫されたオレンジの香りは「部屋全体を一度に濃厚な甘い香りで満たす。まだ、ごくわずかな人しか知らない魅惑的な芳香」と今回、南ドイツ新聞の経済面に紹介されていました。このオレンジを栽培しているのは、若い3人兄弟。本来、故郷へ戻り、オレンジ作りで人生を送ろうとは、誰も考えてはいなかったそうです。

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