Author Archives: みーこ

「ポスターで社会が変わると思っているんですか?」

ベルリンで行われたマコさんの講演会の様子。相方のケンさんを原子炉に見立てて説明をしている。

ベルリンで行われたマコさんの講演会の様子。相方のケンさんを原子炉に見立てて説明をしている。

今年2〜3月に、福島原発事故について取材を続けるジャーナリストのおしどりマコさんが、ドイツ、ベラルーシを訪れ、取材や講演会を行った。私はベルリンで講演会に参加し、マコさんの明快な話しぶりや熱心な取材姿勢に感銘を受けた。そのドイツ・ベラルーシ旅行の報告をする講演会が日本で行われ、講演の書き起こしがインターネット上にアップされている。ドイツの学校での講演会で、若者たちから率直にぶつけられた質問や不信感、それについてマコさんが考えたことが書かれていて、私にはとても興味深いものだった。 続きを読む»

ベルリンから福島へ視線を投げかける美術展

美術展会場となったアートセンター「Kunstraum Kreuzberg/Bethanien」

美術展会場となったアートセンター「Kunstraum Kreuzberg/Bethanien」

「Distant Observations. Fukushima in Berlin」というタイトルの美術展が、4月27日(日)までベルリンのアートセンター「Kunstraum Kreuzberg/Bethanien」で行われている。福島原発事故をテーマにした25組のアーティストによるグループ展である。

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日本人は原発報道に飽きてしまったのだろうか?

先日、私が書いた「ベルリンで行われたおしどりマコさん講演会」という記事に対し、ベルリン在住のある日本人からメールをいただいた。その方は、「マコさんが言っている福島の実態には、日本では報道されていないこともあるようだが、本当のことなのだろうか?」という疑念を抱いたようだった。それを受けて、あれこれ調べるうち、私は日本のメディアの報道姿勢に疑問を持った。 続きを読む»

ドイツで放映された福島の叔母さんの物語

テレビ局WDRのウェブサイトに掲載された番組紹介

テレビ局WDRのウェブサイトに掲載された番組紹介

東日本大震災から3年が経とうとする2014年3月6日(木)に、ドイツのテレビ局WDRで、ロンドン在住の日本人ディレクター三宅響子さんが福島の親族を追ったドキュメンタリー『Meine Tante aus Fukushima(福島の叔母さん)』が放映された。福島県浪江町に暮らし、原発誘致派だった叔母さん。原発で豊かになった町で商売を成功させていたのに、原発事故で家も仕事場も放棄して避難を余儀なくされる。叔母さんは今、何を思うのか? 叔母さんの心の軌跡を丁寧に追ったドキュメンタリーだった。 続きを読む»

ベルリンで行われたおしどりマコさん講演会

おしどりマコさん(右)と相方のケンさん

おしどりマコさん(右)と相方のケンさん

おしどりマコさんは、夫のケンさんとコンビを組む芸人でありながら、福島原発事故や被災者の抱える問題について広く深く取材しているジャーナリストでもある。マコさんの活躍ぶりは私もネットでよく見ていて、その縦横無尽な活動と明快な文章には、かねてより敬意を覚えていた。そんなマコさんが福島の放射能汚染状況について報告する講演会がベルリンで行われるというので参加してきた。 続きを読む»

福島の被災者との出会いから生まれた詩と写真の展覧会

地下鉄U3のOskar-Helene-Heim駅前すぐに見える展覧会の看板

地下鉄U3のOskar-Helene-Heim駅前すぐに見える展覧会の看板

福島の被災者との出会いから生まれた詩と写真の展覧会「Out of Sight.」が、3月28日(金)までベルリン日独センターで行われている。詩を書いたのは、長くドイツで暮らし、日本語とドイツ語の両方で小説や詩を作っている作家・多和田葉子さん。写真を撮ったのは、フランスのマルセイユ生まれでロンドンとベルリンを拠点に活動する写真家デルフィーヌ・パロディ=ナガオカさんである。 続きを読む»