Author Archives: みーこ

原発の賛否に揺れる村を描く 「六ヶ所村ラプソディー」を見て

最近、「六ヶ所村ラプソディー」という映画を見た。鎌仲ひとみ監督のこの映画は、核燃料の再処理工場がある青森県上北郡六ヶ所村を取材したものだ。2006年に公開されたものなので、取材時期は福島の原発事故以前ということになる。少し古い映画ではあるが、福島の原発事故から数年経った今、エネルギー転換が進むドイツ在住者として抱いた感想を記したい。

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映画「標的の村」のベルリンでの上映会

6月28日にベルリンで、沖縄の東村・高江でオスプレイ用のヘリパッド建設に反対する住民たちを描いたドキュメンタリー映画「標的の村」の上映会があった。この上映会の様子と映画の感想を記したい。

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『ヤクザと原発』ドイツ語版出版記念講演会

『ヤクザと原発 〜福島第一潜入記〜』(鈴木智彦・著 文藝春秋・刊 文春文庫版もあり)という本がある。著者の鈴木智彦さんは、暴力団やヤクザの世界を取材するノンフィクション・ライター。「原発はヤクザの利権になっている」という噂を解明すべく、福島の原発事故から間もない2011年夏に、身分を隠してヤクザルートで福島第一原発に作業員として潜入取材した。この本のドイツ語版『Inside Fukushima』がこのほど出版され、日本から鈴木さんを招いての記念講演会が、3月13日(月)にベルリンで開かれた。

著書『ヤクザと原発』のドイツ語版を持つ鈴木さん

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映画『フクシマ・モナムール』の作曲家に聞く

ベルリンの和食料理店でインタビューに応じてくれたウルリケ・ハーゲさん

ベルリンの和食料理店でインタビューに応じてくれたウルリケ・ハーゲさん

ドイツ人の女性映画監督ドリス・デリエ監督が福島で撮った映画『フクシマ・モナムール』(原題『Grüße aus Fukushima』)。今年のベルリン映画祭で大きな話題を呼んだこの映画の音楽を担当したのは、日本での滞在経験があり、日本をモチーフにした作品もある音楽家ウルリケ・ハーゲさんだ。個人的な友人でもあるウルリケさんに、映画、福島、日本、政治と芸術といったテーマについて尋ねた。

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外国人記者の会見をボイコットした安倍政権

もう昨年の話になるが、日本の総選挙前に、スイス人の夫と選挙について話す機会があった。「日本の選挙について、どんなことを知ってるの?」と彼に聞いたところ、「う〜ん、詳しくは知らないけど、安倍政権が外国人記者の会見をボイコットしたというのは読んだよ」という答えが返ってきて、「それが一番の注目ポイントか!」と驚き、何だか考えさせられてしまった。 続きを読む»